大阪地検の元検事正が、酒に酔って抵抗できない状態の部下に性的暴行を加えた罪に問われている裁判で、元検事正は起訴内容を否認し、弁護側は無罪を主張しました。大阪地裁前から中継です。
およそ2年ぶりに開かれた裁判で、元検事正は落ち着いた様子でノートを開き、検察側の冒頭陳述を聞いていました。
起訴状によりますと、大阪地検の元トップ・北川健太郎被告(67)は2018年、大阪市内の官舎で、組織のトップという立場に乗じ、酒に酔って抵抗できない状態だった部下の検事(当時)に対し、性的暴行を加えた罪に問われています。
北川被告側は初公判で起訴内容を認めましたが、その後「同意があったと思っていた」などと無罪主張に転じ、2年にわたり裁判は中断していました。
きょうの裁判で北川被告は「抵抗できない状態だったことは否認します」などと起訴内容を否認し、弁護側は無罪を主張しました。
一方、検察側は冒頭陳述で「部下の検事が『家族が心配している』などと言っても北川被告は構わず性的暴行を続けた」などと指摘しました。
現在も弁護側の冒頭陳述が行われていて、午後からは証拠調べが行われる予定です。
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