
車や自転車などを運転して違反した際に交付される「青切符」の反則金について、警察庁は全国で早ければ来年7月から、キャッシュレスでの納付も追加することを検討していると明らかにしました。
「青切符」は車や自転車などを運転して一定の交通違反をした際に「青切符」と呼ばれる告知書を渡され、反則金を納めると刑事手続きに移行せず、前科がつかずに手続きが終わる制度です。
現在、「青切符」の反則金は銀行や郵便局など金融機関の窓口で納めることとなっていますが、警察庁によりますと、納付者から「平日の窓口が開いている時にしか納付できず不便だ」といった声が上がっていたということです。
また、2021年には「交通反則金の納付方法の多様化」が盛り込まれた政府の方針が閣議決定されていて、検討が進められていました。
こうしたことから、警察庁は「青切符」の反則金について、全国で早ければ来年7月から、キャッシュレスでの納付も追加することを検討しているということです。
キャッシュレスでの納付は「青切符」に印字されたQRコードから決済を代行する外部の事業者の専用サイトに移行する運用が想定されています。
スマホなどからクレジットカードやインターネットバンキング、コード決済を使った納付が可能になるほか、発行されるバーコードを使用することでコンビニでも納付ができるようになりますが、決済代行事業者に委託するため、納付者が負担する一定の手数料がかかる見込みだということです。
手数料を払いたくない納付者などへの対応として、金融機関の窓口でも今後も変わらず納付できるということで、納付方法の選択肢が広がることになります。
昨年度(2025年度)の「青切符」の納付件数は384万件ほどで納付額はおよそ380億円に上り、納付率は98.9%でした。
警察庁はきょう(22日)からシステムの運営を担う決済代行の事業者の公募を始め、年内には事業者の決定を目指しています。
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