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繁殖期でサル被害増加!背後から襲われケガも…遭遇時に絶対やってはいけないNG行動とは?【THE TIME,】

国内
2026-10-20 06:00

紅葉狩りやハイキングなど、秋の行楽シーズンを迎える中、全国各地でサルの目撃情報が急増しています。さらに岐阜県下呂市では墓石を繰り返し破壊するサルが確認されたほか、大阪府高槻市では5歳の女の子がサルに襲われ、けがをする事態も発生しており、私たちが被害に遭うリスクは決して他人事ではありません。


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なぜ今、サルの被害が全国で相次いでいるのでしょうか。そして、もしサルに遭遇してしまった場合、どのように行動すれば襲われる可能性を減らせるのでしょうか。 


専門家も「聞いたことがない」15頭の群れが男性を襲撃

サル被害急増を受け、サル対策専門の会社を立ち上げた三木清雅さんは、現在のサルの状態について「秋はサルの交尾期なので、オスが興奮状態に入っている状況で、怒りっぽい時期」と解説します。


繁殖期を迎え、神経質になっているといいますが、中でも特に深刻な事態が起きている場所が、神奈川県湯河原町です。
この町で、40代の男性が道路を歩いていたところ、15頭のサルの群れに襲われ、救急搬送されました。湯河原町によると、サルによる被害で救急搬送された事例は近年なかったということです。
三木氏も「集団で人を襲ったという事例自体、ほとんど聞いたことがない」と驚きを隠せない様子。


湯河原町では、人が近くにいても逃げることなく、道路の真ん中を悠々と渡るなど、市街地を徘徊するサルの姿が日常的に目撃されています。
飲食店を経営する女性は、これまでに5回もサルに店へ侵入されたと証言します。「戸を開けて入ってくるんですよ」。てっきりお客さんだと思って「いらっしゃいませ」と声をかけると、そこにいたのはサル。台所まで入ってきて、たまたま置いてあったバナナだけを掴んで逃げていったといいます。


我が物顔で街を歩くサル。もし遭遇してしまった場合、どのように対処すれば襲われる可能性を減らせるのでしょうか。 


背中を見せるのは絶対NG! 襲われないための正しい対処法

3日に1回はサルに遭遇するという湯河原町の男性が、多くの人がやりがちな“NG行動”を教えてくれました。
「皆さん、傘を広げて自分の体を隠して(サルを避けようと)どっかに行こうとしてるんですけど、そうすると飛びかかってきたりする形がありますね」


この「傘を広げる」行為について、専門家の三木氏は、サルにとっては威嚇行動と受け取られてしまうと指摘します。傘を開いたり、何か物を振り回したりすると、サルは「向こうが威嚇してきているけれど、こっちも別に怖くない」と判断し、威嚇し返すという“攻防”になってしまう可能性があるというのです。


もう一つ、絶対にやってはいけないのが「背中を見せる」ことです。昨年、サルに襲われたという女性は、その時の状況をこう語ります。
「私、(背中を)ポンと押されたからね。パッと振り向いたら、サルがそこにおって」。女性はサルに襲われ、足や腰に怪我を負ってしまいました。


なぜサルは背後から攻撃してきたのでしょうか。三木氏によると、「背中を見せると、サルも『こっちが見えていない死角だ』ということが分かっているので、人の隙を見せている状況になっている」とのこと。サルに遭遇した場合は、背中を見せないことが鉄則です。


では、サルに遭遇してしまった場合、どうすれば良いのでしょうか。まず鉄則となるのが、先述の通り「背中を見せない」ことです。
その上で三木氏は、「できるだけ静かに下がる、ちょっと目を逸らして離れていくのがいい」といいます。


その際に保つべき距離については、「30メートルぐらいの距離は保ってほしい」と話します。
全国で多発するサル被害。もし遭遇してしまった場合は、慌てず、サルを刺激しない行動を心がけることが大切です。


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