簗農林水産大臣の進退をめぐり、ヤマ場を迎えています。高市総理はきょうにも簗大臣と面会し、続投させるかどうか判断するものとみられます。
連日、国会で追及を受ける簗農水大臣。
野党側が取り上げたのは、過去の衆議院選挙で支援者を無料のシャトルバスで送迎し、公職選挙法違反の疑いが指摘されている問題です。
公明党 伊佐進一 衆院議員
「『仮に違法性があれば躊躇しない』と。総理、どう判断されます」
高市総理
「昨夜、簗大臣と電話で話をしました。この件が公職選挙法違反にあたるのかどうかについては、個別具体的な事実関係を踏まえて、関係当局が判断すべきものですから、現時点で私が今、違法か否かということをお答えすることはできません」
高市総理は法令違反との判断に至った場合、更迭もあり得るとの認識を示したものの、「さらに説明責任を尽くしてほしい」と話しました。
その簗大臣の説明では、きのうから“変化”が。シャトルバスの問題について、簗大臣はきのう、栃木県の選挙管理委員会に問い合わせ、「法令に則り適切に対処した」と答弁。
しかし、県の選管は「問い合わせがあったならば『差し控えたほうがいい』と答える」などと説明し、食い違いが生じていました。
公明党 伊佐進一 衆院議員
「栃木選管の主張と、大臣の昨日の答弁との間で齟齬があると。結果どうだったでしょうか」
簗和生 農林水産大臣
「収支報告書への計上の方法について照会をしたのかもしれないと。当人(秘書)から改めて報告を受けたところでございます」
秘書に確認したところ、違法性の有無を問い合わせたのではなく、収支報告書への計上方法を問い合わせた可能性があると答弁を修正したのです。
国民民主党 長友慎治 衆院議員
「もうそろそろ、ご自身で進退を決めるべきかと考えますが、改めて伺いたいと思います。いかがでしょうか」
簗和生 農林水産大臣
「総理から任命をいただいておりますので、農林水産政策、そして食料安全保障の確保、これをしっかりと進めていくということについて、全力で職責を全うしてまいりたいと、そのように考えている」
こうしたなか、参議院では野党の全会派が、簗大臣に対する問責決議案を提出することで一致しました。
立憲民主党 斎藤嘉隆 国対委員長
「今夜、場合によっては(簗大臣が)職を辞することも可能性としてはあると思いますので。どんなに遅くとも、明日の早い時間帯には提出をさせていただくことになる」
野党が辞任圧力を強めるなか、判断の時が迫っています。
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