E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > “ハムより添加物が多い”ことも…管理栄養士が教える『添加物が多い食品5選』、「これもなの?」と驚く身近な食品とは

“ハムより添加物が多い”ことも…管理栄養士が教える『添加物が多い食品5選』、「これもなの?」と驚く身近な食品とは

国内
2026-09-10 08:55
“ハムより添加物が多い”ことも…管理栄養士が教える『添加物が多い食品5選』、「これもなの?」と驚く身近な食品とは
添加物の多い食品として知られるハムやソーセージ。でも実は…
 「添加物が多い食品」といえば、ハムやソーセージがよく知られている。ところが、身近な食品の中には、実はハムよりも多くの添加物が使われていることも。では、どんな食品に、どのようなものが使われているのか。管理栄養士の林安津美さんに、添加物が意外と多く使われている身近な食品と、知っておきたい基礎知識を教えてもらった。【添加物が多い食品5選(前編)】

【一覧】管理栄養士が教える「添加物の多い食品5選」とは?

■そもそも添加物って? 知っておきたい基礎知識

 食品添加物とは、食品を製造・加工する際に、保存性を高める、品質を保つ、味や香り・色を整える、食感をよくする、栄養成分を補うなどの目的で使用されるものです。

 例えば、食品の腐敗や変質を防ぐ「保存料」、酸化による品質低下を防ぐ「酸化防止剤」、色合いを整える「着色料」、甘味を加える「甘味料」、食感や形を安定させる「増粘剤・安定剤」などがあります。食品添加物は、加工食品を安全に流通させたり、一定の品質を保ったりするためにも重要な役割を果たしています。

 「食品添加物=体に悪いもの」と一括りに考える必要はありません。日本で使用できる食品添加物は、食品安全委員会による安全性評価などを踏まえ、厚生労働省が使用を認めたものです。必要に応じて使用できる食品や使用量などの基準が定められています。

 知っておきたいのは「添加物の種類が多い食品ほど危険」「無添加なら必ず健康的」とは限らないということです。食品の健康への影響を考える際には、添加物の数だけを見るのではなく、その食品をどのくらいの量・頻度で食べているのか、さらに塩分、糖質、脂質、エネルギー量なども含め、食生活全体で考えることが大切です。

 食品添加物を必要以上に怖がるのではなく、食品表示を確認する習慣をつけ、「どのような目的で使われているのか」を知ったうえで食品を選択することが、上手な付き合い方だと思います。

 では実際に、「添加物が多い食品」を見ていきましょう。使われている種類や数は商品によって異なるため、「ハムより必ず多い」と一概に比較することはできません。そのうえで、原材料表示を見ると、ハムと同様に複数のものが使われていることがある、身近な食品を紹介します。

■添加物の多い食品1「菓子パン」

 菓子パンには、乳化剤、膨張剤、香料、酸味料、増粘剤、保存料、着色料、イーストフードなどが使用されることがあります。特にクリームやジャム、チョコレートなどを使用した商品は、パン生地以外の部分にも添加物が使われることがあります。

 ただし、菓子パンを控えめにしたい理由は、添加物の多さだけではありません。商品によっては砂糖や油脂を多く使用しているため、エネルギー、糖質、脂質が高くなりやすい一方、食物繊維やたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどが十分に摂れないことがあります。

 そのため、菓子パンだけで朝食や昼食を済ませる習慣が続くと、食事全体の栄養バランスが偏りやすくなります。「パン」という名前から主食の一つと考えがちですが、菓子パンの中には、主食というよりお菓子に近いものもあります。毎日の食事として習慣的に食べるのではなく、嗜好品として時々楽しむ程度にすることをおすすめします。

 今回の「添加物の多い食品5選」の中で特に控えてほしい食品を一つ挙げるとすれば、菓子パンです。

 朝食でパンを食べるのであれば、菓子パンではなく、食パンや全粒粉パンなどを選び、卵やヨーグルト、牛乳、野菜、果物などを組み合わせると、より栄養バランスを整えやすくなります。

■添加物の多い食品2「コンビニ弁当・市販弁当」

 pH調整剤、調味料(アミノ酸等)、増粘剤、着色料、酸味料、乳化剤、酸化防止剤などが使用されることがあります。

 弁当は、ご飯、肉や魚、揚げ物、煮物、漬物など、さまざまな食品を組み合わせています。それぞれに必要な添加物が使用されている場合があるため、弁当全体で見ると種類が多くなることがあります。

■気になる添加物、どう向き合う?

 添加物は、種類や数だけで良し悪しを判断するのではなく、食品そのものの栄養成分や食べる量・頻度も含めて考えることが大切だという林さん。後編では、残る3つの食品と、添加物の多い食品を食べる際に気をつけたいポイントについて解説する。

プロフィール/林安津美さん
 管理栄養士。大学卒業後、JAあいち厚生連に入職。37年間、病院の管理栄養士として勤務、その間豊田厚生病院・安城更生病院の技師長として17年間在籍。病態栄養専門管理栄養士・日本糖尿病療養指導士・腎臓病療養指導士・がん病態栄養専門管理栄養士・和漢薬膳師等の資格を生かし、現在はたいや内科クリニックで患者に寄り添った医療を届けている。

関連記事


【後編】管理栄養士が教える『添加物の多い食品5選』気にしたいポイントは?
【動画あり】その発想なかった!給食の先生がわが子に作る「鉄分スープ」が話題
【動画あり】小4男児が無言で爆食する“ちくわおかず”、驚きのアイデアに877万再生「SNSで初めて感動」
【動画あり】ママ友が白目むいた『キャラメルチーズケーキ』に415万再生「美味しさに息子発狂w」
「1週間に3回も作ってしまった…」子どもが爆食する“神おかず”が話題

ページの先頭へ