
各地で夏祭りが盛り上がっています。
昔ながらの定番からユニークなものまで、地域に根付いた「ご当地踊り」を紹介します。
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踊りが市民に溶け込めず…「野球拳」をご当地踊りに
山形純菜キャスター:
ご当地踊りの“激戦区”とも言われる四国では、高知の「よさこい鳴子踊り」や徳島の「阿波おどり」が有名です。愛媛・松山市では「松山野球拳おどり」が有名だそうです。
【松山野球拳おどり】
1966年に松山で「伊予の松山鼓踊り」が打ち出されましたが、なかなか市民に溶け込むことができませんでした。
1970年に松山の郷土芸能である「野球拳」をご当地踊りに採用したところ、当時の全国的ブームもあり定着したといいます。
市民は誰もが踊れる!? 宴会の場で誕生した「いか踊り」
山形キャスター:
北海道・函館市には、市民なら誰もが踊れるご当地踊りがあるといいます。
【いか踊り】
1980年に市民の有志が考案したということです。
当時、手踊りだけの盆踊りが一般的でしたが、地元の漁師が「他と違う新しいものを!」ということで、漁師の宴会の場で誕生しました。漁師の皆さんが、振り付け・掛け声を考えたといいます。
函館の名産である「いか」とかけ合わせた踊りとなっており、46年愛され続けています。
8月に開催された「函館港まつり」では、いか踊りが2日間にわたって行われ、約2万人が訪れました。
函館市内を1km以上、いか踊りを踊りながら練り歩くパレードだそうです。
1分で覚えられるのが特徴です。
お祭り存続危機の起死回生は“盆ジョヴィ”
山形キャスター:
なぜ、ご当地踊りが長年愛されるのか、年間100以上のご当地踊りに参加している“盆バサダー(R)”(盆踊りアンバサダー)の佐藤智彦さんに聞きました。
「各地の名物をアピールするなど地元愛を感じられるうえに、同じ振りつけで無心で踊ることで、一体感や達成感を得られる」ということです。
ただ、一方で課題もあります。
北海道・小樽市では「ぜにばこ子ども盆踊り大会」がありますが、高齢化などによってお祭りの存続が危ぶまれていました。
そこで起死回生となったのが、東京・中野をきっかけに話題となった、盆踊りとアメリカのロックバンドのボン・ジョヴィをかけ合わせた「盆ジョヴィ」で、それを取り入れたところ、「盆ジョヴィ」を目当てに来る人も増えたといいます。
伝統を守りつつ、新しいものも取り入れていくというのが大事かもしれません。
井上貴博キャスター:
輪に入りやすかったり、シンプルであったりすると、子どもたちも寄ってきますし、今はSNSで火がつくと盛り上がる時代です。
Momentor 代表取締役社長 坂井風太さん:
今はAI時代と言われていますが、五感を一緒に経験することはすごく大事だと思っていて、その1つが盆踊りだと思います。
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<プロフィール>
坂井風太さん
Momentor 代表取締役社長
20代で大手IT企業の子会社代表を務めた後、
人材育成・組織強化を支援する会社を設立
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