E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > 【熊本地震】断水続くなか山火事も発生 生活再建にボランティア本格始動 台風への備えも進む 30年愛されたかき氷店は解体【news23】

【熊本地震】断水続くなか山火事も発生 生活再建にボランティア本格始動 台風への備えも進む 30年愛されたかき氷店は解体【news23】

国内
2026-08-07 11:58

大型で強い勢力の台風13号は、被災地・熊本にも近づいていて、急ピッチで屋根などの修繕が進められています。また、火災も起きていますが、強風や断水の影響があり、消火活動は難航しています。


【写真で見る】30年愛されたかき氷店は解体 84歳店主は涙堪えきれず…


宇城市でボランティア活動開始 林野火災は風の影響で延焼続く

記者
「強く風が吹く場面も時折見られます。住宅では、台風に備えてブルーシートを張る作業が進められています」


熊本県八代市では、陸上自衛隊などが雨漏りを防ぐためのシートを急ピッチで設置していました。


シート設置を依頼した人
「安心しました。あとは風ですね。台風が近づいているので。雨漏りが一番怖かった」


台風13号の影響は、他にも…


山本恵里伽 キャスター
「熊本県宇城市内です。山火事が発生しています。赤い炎もここから確認することができます。宇城市内は、一部のエリアでは断水が今も続いている状況です」


台風による風の影響で燃え広がったとみられる、竹やぶ火災。さらに、地震で消火栓が壊れ、消火に時間がかかっているということです。


地震発生から10日目、厳しい暑さも続いています。県内で住宅被害が最も多かった宇城市。


6日から、倒れた家具の運び出しなどを行うボランティア活動が始まりました。この家に住む中上美好子さん(81)は一人暮らしで、片づけはなかなか進まなかったといいます。


中上美好子さん
「何名おられますかね?これ飲んで」


ボランティア
「いやいや、持ってきとる」


熊本市内からのボランティア
「人の役に立ちたいという気持ちだけ」


中上美好子さん
「仏壇は使えますか?」


ボランティア
「全然バッチリです」


中上美好子さん
「あぁ、よかった」


中上美好子さん
「うれしい、一人ではできませんから。一人暮らしですから」


地震の瞬間 手術室の医師らは…

1万6000軒を超える住宅に被害をもたらした地震。その新たな映像です。「熊本総合病院」の手術室のカメラが捉えたのは…


小さな揺れを感じた看護師らが、入り口に向かって走り出しますが、激しい揺れに押し戻され、立っていられない状態に。医療機器も激しく揺れ動く中、手術台のそばにいた医師らが必死に患者を守ろうとする姿もありました。


手術は無事、終わったということです。


「生きがいなくなる」かき氷店が解体 84歳店主は涙堪えきれず

この地震で日常を奪われた人は、数えきれません。


解体される建物を見つめる藤本勝子さん(84)。およそ30年、地元で愛されるかき氷店を営んできましたが、地震で解体を余儀なくされました。


まるけん氷販売所 藤本勝子さん(84)
「全然考えてもみませんでした。私の最後の砦だったのに」


地元テレビ局でも取り上げられるほどの人気店でした。孫に食べさせていたかき氷を地元の子どもたちにもふるまうようになったことをきっかけに、店が始まりました。


藤本さんの孫
「屋台で食べるよりもふわふわだし、大きいし、蜜もたくさんあるから、好きなだけ自分で蜜選んで、好きなだけかけて自分たちは食べていたので」


地域の子どもに囲まれてかき氷を作った日々を思い出し、涙を堪えきれない藤本さん。


まるけん氷販売所 藤本勝子さん(84)
「子どもたちがやっぱり喜んで来てたからな。子どもたちが朝、通学路になってて『ばあちゃんおはよう』とか言ってくれて、『帰りに寄る』って、『おうち帰ってからばあちゃん来るからね』って」


ーーお店はどんな存在でしたか?


まるけん氷販売所 藤本勝子さん(84)
「私の生きがい。これからどうしよう、何もなくなるし。歳はいっても仕事はこれだけはできたと思ったけどな。切ないですね」


有形文化財 修繕に多額の費用 「10年前の返済終わらず」

観光地への打撃も計り知れません。600年以上の歴史を誇る日奈久温泉。


記者
「こちらの温泉には、『営業できません』と張り紙があります」


配管の損傷により温泉の供給がストップした場所もあり、16の温泉施設はほとんどが休業となっています。


そのひとつ、創業100年を超える温泉旅館「金波楼」も温泉が止まり、門などが崩れる大きな被害を受けました。


しかし、国の有形文化財にも登録されているため、決められた職人しか修繕ができず多額の費用と年月が必要だと話します。


金波楼の女将
「(10年前の地震の時は)半年経って工事に入って、半年かけて直しました。かなりの借り入れもしましたし、まだ返済も少し残っている状態で今回の地震ですから、借金までしてどうなのかなと思います。今月(8月)が創業月で、116年になる。そこでストップするのも、と思いますけど、難しいところですね」


「蚊の10倍」猛烈かゆみが襲う 水辺にいる“スケベ虫”に注意
エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?「除湿」はいつ使う?賢いエアコンの使い方【ひるおび】
【冒頭全文】イオン吉田昭夫社長「死亡した方が、なぜ1時間館内にいたか我々としては認識しておりません」会見で避難状況を説明


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ