
熊本地震で震度6強を観測した八代市にある日本製紙八代工場で煙突が倒壊し、9人が死亡しました。この被害について日本製紙が8月5日午後3時から会見を開きました。
【写真を見る】【冒頭全文】地震で煙突倒壊9人死亡 デスクワーク中に被災し亡くなった従業員も 日本製紙社長ら会見「どう防災を強化していけるのか」③
会見の冒頭を全文公開します。
※会見続き
亡くなった9名は80m煙突の倒壊が要因?
――今回、日本製紙八代工場で何が起きたのか?11人死傷で、そのうち9名は80m煙突に由来して亡くなられたのか?
また9人が亡くなられたことに対しての受け止めは?紙製品の生産の再開等について、工場を再開する前提でお考えになっているのか。
もう一点。
先ほどこの会見は1時間程度と司会者の方からあったが、おそらく1時間で尽きないと思う。質問が出終わるまでやって頂きたい。これは要望です。
亡くなった9名の状況は?デスクワーク中に被災も
杉野光広日本製紙副社長:
それでは最初の工場の被災状況を。
山邉義貞 八代工場長:
亡くなられた9名の当時の状況をもう少し詳しくというご質問だったと思います。
まず、従業員は6名亡くなっていますが、デスクワーク中で、そのまま被災したということです。
現場スタッフですので、現場に行ってる方は助かったということです。だから同じ机の並びで、そこに座っていた場所で、2名はかろうじて救出できたという状況です。
一方、1階の協力会社、取引先様につきましては、当時の状況は、仕事には来ているというのは把握してますが、どのような状態で救出されたのかというのは、私どもはまだ消防・警察とお話していませんので、ちょっと正直わからないという状況です。
どう防災強化できるか一段と考えていかなければ…
瀬邊明 日本製紙社長 :
2つ目のご質問が、今回9名が亡くなったことに対して、社長の私がどう受けとめているかというご質問であったかと思います。
これは先ほども申し上げたんですが、本当にこれ以上ない悲しく、つらい出来事でございます。
心から被害に遭われた方に哀悼の意を捧げたいと思っております。
加えて、やはり今回のことはしっかり客観的に内容の確認をしていく必要があるというふうに思っております。
今後について、やはりこういうことが起きた上では、もっと会社としてどういうふうに防災を強化していけるのかということは、しっかりより一段と考えていかなければいけないと思っております。極めて重く受け止めているということでございます。
倒壊した煙突 メンテナンスはどのように?
――工場再開の見通しについては?
瀬邊明 日本製紙社長 :
現在は、従業員の安全確保、あるいは被害の拡大の防止等に努めているところでございますので、今後についてはしっかり調査をして、方針をまた検討してまいりたいと思っております。
――今回、煙突が折れて損傷しています。直近のメンテナンスで、耐震性などの評価を会社としてどのように認識しているか?発災前にどう認識されていたのかを教えてください。
メンテナンスということで、副社長、よろしくお願いいたします。
杉野光広日本製紙副社長:
ご質問ありがとうございます。
工場の設備のメンテナンスは日々パトロールして行ってるんですけれども、今回の事象に関してはですね先ほど社長からもございましたけどかなり大きな被害を被っている。
調査委員会を立ち上げて、その調査の結果を待って、他の工場あるいは他社の煙突にもですね横展開できるような形で報告できればと思っております。
※会見続く
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