
過去にイオンモール熊本の中でガス漏れは?
ーー ガスが漏れていたという報道もあります。
爆発の原因をどう見ている?
【イオンモール熊本 内部映像】天井が落ち、散乱している様子【画像で見る】
イオン 吉田昭夫社長:
現場の状況を確認しますと、ガス爆発の可能性が高いということで、見解も出ておりますが、今、消防の方から正式な見解が出ておりませんので、確定することは現段階でできない。
しかしながら、我々としては、我々の持つ情報はすべて消防等と共有させていただきまして、原因究明を時間をかけないで行えるように最善の努力をしていきたいと思っております。
ーー 過去にイオンモール熊本の中でガス漏れは?
イオンモール 大野惠司社長:
過去にそういったことはございません。
ーー ガス爆発現場付近にフードコートなどがあったのか?もしガスが漏れる可能性がある施設などあれば教えていただきたい。
イオン 吉田昭夫社長:
ガス経路といたしましては、今回の爆発があった場所そのものには飲食店はなく、経路の途中になりますね。
フードコートはそこからずいぶん離れた東側にございます。
飲食店は、ちょうど北側の部分に位置する。
そこに対して供給管が走る。
そういう構造になっております。
ーー 要因として推測されるものは?
イオン 吉田昭夫社長:
我々も持てる情報は全て今消防局様と共有させてもらっております。
消防局様の見解をきちっと確認してからの公表とさせてもらった方が良いと思います。
推測であまり今言えないということでご理解賜りたいと思います。
ーー 熊本県において、LPガスは飲食店の調理や空調設備に使っていた?
イオン 四方基之副社長:
はい、その通りでございます。
ーー LPガスのタンクはどこにあったか?
イオン 吉田昭夫社長:
今の爆発をした敷地の外ですね。
道路沿いのちょうど入口、ショッピングセンターに入る導入路のところ辺りにございます。
「高圧バルブ周りの点検を1か月前に実施」
ーー 災害時のガス漏れへの備えは?
イオンモール 大野惠司社長:
ガス漏れに関しましては、当然その遮断弁であるとか、バルブを閉めるとか、そういったことはございますので、今どういう状況だったのかということを消防と一緒に、原因を一刻でも早く追及する段階でございます。
ただし、まずはまだ館内に残っていらっしゃる方もいると当社でも把握しています。
まず人命救助を最優先した上で、原因追及というのも進めてまいりたいと思っております。
ーー 遮断弁というのは、どちらにどのように付いているのが一般的か?
イオン 吉田昭夫社長:
その供給タンクのところに遮断弁というのが付いています。また飲食店のなかにはマルチで個別にも付いております
ーー 一定の揺れなどがあると遮断弁がおりる?
イオン 吉田昭夫社長:
そうでございます。
ーーそこの基準というのは?
イオンモール 大野惠司社長:
明確な基準というのはないというか、答えられないんですけども、定期の自主点検ということでは、2026年の6月10日、こちらも高圧バルブ周りの点検、あとは定期の自主点検というのは2026年の3月12日、行っております。
ーー 遮断弁が下りる震度や揺れの基準は?
イオン 四方基之副社長:
現時点では、調査中でございます。
ーー ガスを燃料とする自家発電装置などは設置していたのか?
イオン 吉田昭夫社長:
自家発電はオイルが多いんですけど、我々のショッピングセンターは。
ーー ガスを燃料とする自家発電装置を導入していた場合、ガス漏れなど起こりやすいなどあるか?
イオン 吉田昭夫社長:
それは認識をしておりません。
「このような爆発が起こるということを我々想定しきれませんでした。本音で」
ーー 2016年の熊本地震を受けての建物の耐震化など取り組んでいたことは?
また今回ガス爆発という見立てがある。会社のマニュアルなどで、そういったリスクが予見されていたことなどあるか?
イオン 吉田昭夫社長:
ちょうど10年前だと思います。熊本の震災があったのは。
あのショッピングモールも被害を受けました。
当然そのときに、今の新耐震基準に基づく設計施工で回復をさせて、オープンをさせております。
それは国に基づく新耐震基準をきちっとクリアした建物であるということで認可を受けております。
ーー 地震時に今回のガス爆発というリスクに対して、会社のマニュアルなどで予見されていたことなどあるか?
イオン 吉田昭夫社長:
このような爆発が起こるということを我々想定しきれませんでした。本音で。
通常、今までイオンモールをずっと営業してきた中で、こういったガス爆発、供給ガスですね、供給ガスによる事故というのはございませんでした。
東北震災のときもございませんでした。
今回この規模で、供給ガスによる爆発というのは初めてのケースでございます。
ーー 現在、現場でどのような救助活動が行われているのか。今入ってる情報についてお伺いしたい。
また施設の損傷の状況について、何か所でガス爆発があり、周辺がどれほど損傷しているのか?
イオン 吉田昭夫社長:
今日、現地の救助活動をしていただいている皆様の対策本部にもお邪魔をさせていただき、非常に灼熱の中、昼夜を問わず、救出活動していただいております。
自衛隊の方、消防の方、警察の方、本当に頭が下がる思いです。
損傷は2階部分の損傷が非常に大きいという目視ができます。
南側の部分の一角に集中した爆発というふうに認識しております。
ーー 集中的に壊れているのは1か所ということ?
イオン 吉田昭夫社長:
そうですね。2階を中心にその部分が大きくえぐれているような爆発の仕方をしております。
LPガスの貯蔵 9367kgまで許容のタンク
ーー 今後の会社としてどのような態勢で事故に対応していくか?
イオン 吉田昭夫社長:
この熊本の件に関しては、対策本部を当然この現地にも作っておりますが、幕張の本社でも対策本部を立ち上げて、本社と連携をとりながら、イオングループとしてできること全てを熊本につぎ込むということで動いております。
ーー タンクにはどれくらいの量のLPガスが貯蔵されていたのか?
イオンモール 大野惠司社長:
貯蔵量自体、全体のタンクでは、9367キロまでが許容できる範囲のタンクでございます。
ーー 地震発生時、LPガスの緊急遮断装置というのは正常に作動していた?
イオンモール 大野惠司社長:
原因については調査中でございます。どこに問題があって、おそらくガスの可能性が高いですので、なぜガスが爆発をしたのかということを今、消防も含めて調査中でございます。
ーー 地震発生時から爆発までの間にLPガスの供給が継続していたのか?地震直後に停止していたかも調査中か?
イオンモール 大野惠司社長:
今の段階では申し訳ないんですけども、まず今は、人命救助にまず重きを置いた上で、この後きっちり原因追及を図っていきたいと考えております。
Q.ガスの配管は震度7を想定した仕様だった?
ーー ガスの配管には、どのような対策を講じていた?
イオンモール 大野惠司社長:
対策とおっしゃるのは、先ほど申したように、もとのところの遮断弁もあれば、それぞれのテナントごとの遮断弁もあると。
あとは定期健診、法定点検、こういったものをやるということをしておりました。
ーー 今回ガスの配管は震度7を想定した仕様だったか?
イオン 吉田昭夫社長:
基本的にはガス管含めて、新耐震基準というものが国内でございますので、その基準を満たす形での設計を全部、イオンモールはしております。
ーー イオンモール熊本は、町と協定を結び、地域の防災拠点になっている。経産省から補助などを受けLPガスのタンクシステムを設置していたのか?
イオンモール 大野惠司社長:
すいません。その点はちょっと今把握しておりません。申し訳ありません。
タンクに残っているガスの量は?
ーー 災害時の避難拠点となる施設で、今回のような事案が発生したことについては?
イオン 吉田昭夫社長:
東北の震災のときもそうでした。我々の施設というのが、一時避難所になったり、物資の供給拠点になったり、いろいろな形で災害に適応していくというか、災害時の拠点になるということも、今まで努めてまいりました。
今回こういったことがございますので、一斉点検を直ちに始めております。
ーー 先ほどLPガスが9367キロのキャパシティがあると言っていた。この単位は?
イオンモール 大野惠司社長:
キログラムでございます。
ーー 地震当時は、そのうちどのぐらいガスがあったか?
イオンモール 大野惠司社長:
すみません、現状ではまだそこのところは把握できておりません。
ーー 現状として、このタンクに残存していたガスは、どのようになっているか?
イオンモール 大野惠司社長:
基本的にガスについては止まっているということを、消防等も含めて確認をしております。
ーー つまりタンクの中にガスはまだあるという理解でよいか?
イオンモール 大野惠司社長:
すいません、タンクにどれだけ残ってるかということは、今の時点で把握はしておりません。
災害時に「想定外」という言葉が使われるが…
ーー 当日あったガスの量は調べられる?
イオンモール 大野惠司社長:
すいません。当日、その時点のガスがどの量だったかというのが調べられるか、すいませんそこはちょっと私の方では今わからないので、この後調べたいと思います。申し訳ありません。
ーー どのくらいのガスが漏れ、それに引火し、どのぐらいの爆発が起きたかを検証する必要があると思う。例えばガスの納入量だったりとか供給量を計算すれば出てくるかと思うが。
イオン 吉田昭夫社長:
いまガスを供給していただいている会社様ともコミュニケーションを取っております。まずは先ほども言ったように、人命救助を最優先ということでございますが、もう一つは、原因究明ということは、当然進めていかなくてはいけない。
それはやはり専門の消防の方々に我々が情報提供して、原因というものを特定していただくという形になると思います。
ーー 先ほど予見可能ではなかったという旨の発言があった。
こういった災害が起きて、人命が失われる度に「想定外」という言葉が使われる。本当に予見ができなかったのか?
イオン 吉田昭夫社長:
基本的に予見ができれば対策を打ちたい思いです。本音として。我々としてはこんな事故を起こしたくもない。
だから、予見ができることがあれば、我々としてはきちっとそれは対策をして、お客様をお迎えするっていうのが我々の精神であります。
今回こういった事故を起こしてしまっております。
まずは人命のところを我々全力を持って対応しなくちゃいけない。
それと同じことを起こさないようにどうしていくかっていうことが、次に大切になると思いますので、そこは我々として理解してやってまいりますので、ご理解賜りたいと思います。
「我々の施設で人命を失うことの重さを痛切に感じている」
ーー 3名の方が現状として亡くなった。ガス漏れの可能性が高いと認識されている。亡くなられている方々もいる。どうお考えでしょうか?
イオン 吉田昭夫社長:
冒頭申し上げたように、慚愧の念にたえないと申し上げましたけども、本当に心より深くお詫びを申し上げたいと思っております。
我々の施設で人命を失うということの重さを痛切に感じております。
ーー 災害のときに外に出た方は中に入らないというルールということだった。一方で、説明の中で鍵とか荷物を取りに行ったのではという可能性もあると。
なぜ従業員が入ってしまったのか。例えば誰かが許可したとかそういうことはあるか?
イオン 吉田昭夫社長:
今日、私現地に入りまして、避難誘導をしていたマネージャーと直接話をしてまいりました。かなりパニックに現地はなっていて、お客様もまずすごい数の方が出る。
従業員も先ほどトータル2700人、出勤者数はその半分ぐらいかもしれませんけども、そんな中で、制御をするっていうか止めたりという行動に動けるっていう部分がなかなか難しかったということは、おっしゃってました。
皆、避難するのに精一杯という状態が、やはりあの揺れの中であったということがあります。
なので、我々は中に人が戻ったりとかそういうことの認識というのはその時点ではできなかったということでありました。
Q.「中に入って良い」などアナウンスは?
ーー 確認です。「中に入って良い」など許可やアナウンスは?
イオン 吉田昭夫社長:
そういったことは一切ございません。明確に否定しておきます。そういったことはございません。
ーー あともう一点確認です。4人の方が現在、安否不明ということだが、4人以外は全て確認済みという認識でよいか?
イオン 吉田昭夫社長:
今日の発表まで時間がかかりましたけれども、昨日、約2700名に対して全部コネクトが取れて、全部突き合わせをした結果が今の状態でございます。
※会見続く
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