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痛む時は冷やす?温める?「休んで治す」とぶり返す?冷房や寝不足で急増する夏の腰痛に“1回3秒”の対策【Nスタ解説】

国内
2026-07-06 20:43

日本人の8割以上の人が経験する、もはや“国民病”の腰痛。寒い時期に増えるというイメージですが、実は夏も注意が必要です。


【手順を写真で見る】専門家直伝!1回3秒でできる「腰痛これだけ体操Ⓡ」


4人に1人が仕事に支障? なぜ夏も腰痛に苦しむのか

山形純菜キャスター:
腰痛治療のスペシャリストで、「テーラーメイド腰のクリニック」の松平浩院長らの調査によると、生涯で腰痛を経験する人は83%と、8割以上の人が腰痛に悩むといいます。


また、腰痛に悩む人の4人に1人は仕事などに支障をきたしており、年間の経済的な損失は、1000人あたり約6500万円にのぼるということです。

働いている人は6800万人といわれているので、単純計算すると年間4兆円を超える損失になる計算です。


夏も腰痛に苦しむ人が多い要因の一つは、松平院長によると、「冷房」です。

冷房のよく効いた部屋に長時間居ると、筋肉が硬くなり、血行不良になって痛みが出るといいます。


だからといって、動けばいいというわけでもないようです。

夏になり外出の機会が増えると、▼長時間の移動で同じ姿勢になったり、▼汗で水分や塩分が失われたりして、筋肉のけいれんにつながります。こうした状態で重い物を持つなどすると、一気に腰を痛める可能性があるということです。


さらに、睡眠の質の低下も腰痛の要因になるといいます。

暑くて寝苦しい夜に眠りが浅くなると、脳内で痛みを和らげる働きが弱くなり、腰痛に敏感になってしまうということのようです。


腰が痛い時は冷やす?温める? 腰痛の新常識

山形キャスター:
腰が痛い時は「冷やす」と「温める」、どちらがよいのでしょうか。

松平院長によると、状況によって使い分けるのがよいといいます。


▼慢性的な痛み:温める
筋肉が固まっていることが原因となるので、 血流をよくしてあげることが重要です。

▼ぶつけた・運動での痛み:冷やす
けが以外の原因で冷やすと「ぎっくり腰」の引き金になる可能性も


では、「ぎっくり腰」の時は動くのか、安静にするのか、どちらが正しいのでしょうか。

ぎっくり腰などの急性腰痛でも、安静にするのは2日程度にとどめるのがおすすめだといいます。松平院長が、ぎっくり腰後の行動について調査したデータがあります。


【ぎっくり腰後の行動による1年後の再発率】
安静にしていた人:32.3%
痛みの範囲内で活動していた人:16.1%
(Matsudaira K, et al. Ind Health 49, 2011より)


この調査からわかるように、安静にしすぎると筋力が低下し、腰痛が慢性化・再発しやすくなってしまうそうです。

腰痛は「動いて治す」が新常識になります。


1回3秒! 専門家直伝の「動いて治す」腰痛対策

山形キャスター:
1回3秒から実践できる、松平院長直伝の「腰痛これだけ体操Ⓡ」をご紹介します。


【腰痛これだけ体操Ⓡ】
(1)足を肩幅よりやや広めに開き、つま先重心で膝を伸ばして立つ
(2)両手は骨盤にあて、指は下向きでおしりに 
(3)息を吐きながら上体をゆっくりそらし、斜め上を向いて3秒キープ
(4)終わったら元の姿勢に
→これを3セット


【腰痛これだけ体操Ⓡ 横ver.】
(1)手のひらから肘までを肩の高さで壁につける
(2)両足を肘から肩の倍ほど離れた場所に移動させる
(3)壁と反対側の手を腰にあてる
(4)息を吐きながら腰を壁側に、「く」の字を意識して曲げ6秒キープ
(5)終わったら元の姿勢に戻る
→これを3セット(反対側も3セット)


※おしりから足にしびれがある場合は体操を中止してください
※坐骨神経痛やヘルニアなどの恐れもあるので医療機関へ


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