雨の日に傘をさしていても、いつの間にか濡れている…なんてこともありますよね?傘の持ち方ひとつで濡れ方に大きな差があるようです。「濡れにくい傘の持ち方」とは?
梅雨の時期に欠かせない雨対策 「形状記憶の傘」が人気?
梅雨時期のダブル台風接近。都内の百貨店では、雨対策グッズの売場が強化されていました。晴雨兼用の傘にレインコートなど、約200種類が揃っています。
京王百貨店 新宿店 鈴木 優也さん
「定番なのは軽量なものや骨の多いものですが、今回は形状記憶の傘が人気です」
折り目が元に戻りやすく、一瞬で綺麗に畳める傘が人気です。
本格的な雨の季節。傘については、こんな悩みも…
40代女性
「子どもにはレインコートを着せて、濡れても良いようにして、私は上から傘をさす。傘をさしていても基本濡れる」
「濡れにくい傘の持ち方」は本当に有効?大雨体験で調査!
雨の日に傘をさしていても、いつの間にか濡れていることがあると思います。
そこで、大雨体験ができる、栃木県宇都宮市にある「栃木県防災館」で特別に傘を使用させてもらい、「濡れにくい傘の持ち方」を試しました。
まずは、右手で普通に持つ“ノーマル持ち”から。勢いよく降り注ぐ雨に、傘からも水が激しく流れていきます。
傘から流れてきた水が左腕にかかり、徐々にTシャツの袖が濡れていきます。1分間で、傘を持っていない左腕がびしょ濡れです。
普通に傘を持つと、傘を持つ手の方に空間が生まれてしまいます。この空間の影響で、傘を持っていない手の方は雨をうまく防ぐことができず、濡れてしまいました。
傘を持った手を胸の前でクロスさせる“クロス持ち”をすると、人が傘の中心付近にいることで、降り注ぐ激しい雨を完全ガードすることが出来ました。
左腕も濡れることはなく、傘の持ち方一つで、ここまで変わるようです。
濡れない傘の持ち方 “カギ”は「持つ向き」
井上貴博キャスター:
傘の持ち方は“クロス”すると良いというのは、理論としては分かる気がしますが、傘の骨を意識することはありますか?
傘の骨は折り畳み傘に多い「6本骨」、ビニール傘に多い「8本骨」、高級傘に多い「16本骨」などがあります。東京都洋傘協同組合の須藤宰理事長によると、「骨の数が多い方が円に近くなり雨を防ぐ面積が多くなる」といいます。
傘を開いた状態で真上から見ると、骨が通っている部分の直径と、骨と骨の中間地点の直径があります。「6本骨」の傘でこの2か所の直径を実際に番組が測ってみると、約16cmの差がありました。
出水麻衣キャスター:
16cm分、雨に濡れやすい空間があるということですよね。
井上キャスター:
だからこそ、傘の「持つ向き」がポイントになってきます。骨をどこに向けるかで、雨から守れる範囲が変わります。
▼骨が顔の正面にくるよう持つ
前後方向をしっかりカバーでき、背負っている荷物も濡れにくくなる
▼骨が体の左右を通るように持つ
顔の正面に骨が来ない状態で傘を持つことで、体の左右にスペースを確保
つまり、「自分の体のどこを濡らしたくないか」によって、「骨をどこに向けるか」を変えることで、より濡れにくくなるということです。
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