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“滅ポーズ”や“かわだめ”「バズりダンス」の仕掛け人が教える「バズらせ術」とは?【THE TIME,】 

国内
2026-06-23 07:00

M!LKの♪『好きすぎて滅!』の“滅ポーズ”など、SNSでバズっているダンスを生み出している元アイドルの女性振付師。その“バズらせ術”とは? 


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“歌詞とのリンク”で「すぐ真似できる」

どんなダンスが流行っているか街で聞いてみるとー


▼高2女子:「M!LKの♪『爆裂愛してる』。学校でみんな踊ったり口ずさんでる」
▼中2女子:「=LOVEの♪『とくべチュ、して』とか。休み時間にずっと踊ってた」
▼大学生:「SWEET STEADYの♪『SWEET STEP』。繰り返す振り付けが多いから中毒性がある」
▼10代女性:「M!LKの♪『好きすぎて滅!』。振り付けがチャーミング。毎日1日1回踊ってる(笑)」


こうしたバズっているアイドルダンスの数々を手がけているのが、振付師の槙田紗子さん(32)。


CANDY TUNEの♪『倍倍FIGHT!』やCUTIE STREETの♪『かわいいだけじゃだめですか?』など、これまでに800曲以上を担当し、TikTokでの総再生数はなんと150億回以上。


多い時は月に15曲の振り付けを抱え「なんとか生きてます(笑)」と話す槙田さんが、“振り付けの中で一番大事にしている”のがー


振付師・槙田紗子さん:
「ひと目見ただけで体に入ってくる、“真似したくなる踊りかどうか”はすごく意識して作っている。聴覚と視覚のリンクがすごく大事で、“歌詞に合わせた動き”が自分のスタイルなのかな」


【バズらせ術その1:歌詞に合わせた体に入る振り付け】


実際に話題となった、M!LKの♪『好きすぎて滅!』のサビ「マジぎゅんぎゅんぎゅん 好きすぎて滅!」の振り付けは
▼「ぎゅんぎゅんぎゅん」⇒前に出した両手の拳を、リズムに合わせて体に引き寄せる
▼「好きすぎて」⇒両手でハート
▼「滅!」⇒人差し指と中指を立て右手は前、左手は額の前の“滅ポーズ”


槙田さん:
「『好き~!』っていう時にどんな形になるかなと思ったときに、拳をギュッと引き寄せる感じで『好き~!』だなと。『滅!』は、=滅するで、お祓いチックな封じ込め。TikTokはすごくスワイプする。メロディーや歌詞の“耳で入ってくる情報”と、振り付けという“目で入ってくる情報”が合致した時に、人間ってスッて頭に入ってくるのかなと」


動きを歌詞とリンクさせることで、流し見されがちなSNSでも“記憶に残り真似されやすい”振り付けになるといいます。


“2割の違和感”で再生数UP

さらに、槙田さんが「めちゃめちゃ大事」と話すのは、“違和感”です。


振付師・槙田紗子さん:
「違和感があれば気になって見ちゃう。その曲の“フックになるポイント”を作るようにしていて、7~8割は踊りやすさで残りの2~3割は“見たことないもの”


【バズらせ術その2:曲のポイントになる“違和感”】


例えば、CUTIE STREETの♪『かわいいだけじゃだめですか?』での違和感は、サビの後半「小野小町も多分本気出してた」という部分。


それまでずっと可愛く踊っていたメンバーが、右腕をぐるぐる回し、最後は両手を広げ「よ~っ!」と見得を切るような振り付けになっています。


槙田さん:
「短いTikTokだったりとか切り取られた時間の中で、最後これ来たら『お~っ!?』『今の幻想?』みたいな感じで、“もう一回見よう”となるかなと」


実際に踊っている、CUTIE STREETのメンバーはどう思っているのでしょうか?


佐野愛花さん:
「私ももう一回見たくなる(笑)。普通の人じゃ思いつかないような振り付けをポンポンポンポン作ってくれる」


増田彩乃さん:
「かわいいだけじゃなくて、面白みも加えながら曲が進んでいくところがすごい」


秘訣は“ちょいムズ”&“ちょい斬新”

“違和感”の作り方は、他にもあります。


振付師・槙田紗子さん:
「簡単すぎるとつまらない動きになっちゃったりするので、“練習してみようかな”って思うぐらいのレベル感を意識している」


CANDY TUNEの♪『倍倍FIGHT!』では、応援する時のように腕を曲げて左右に振るだけの振り付けですが、指先の動きがミソ。篠原梨菜アナがチャレンジしてみると…


篠原アナ:
「早いっ!むずっ!実際やってみると結構大変」


槙田さん:
「できないと悔しいじゃないですか。それで皆さん“諦めずにやってくれた”のかな」


“ちょっとの違和感”“ちょっとの難しさ”がバズる振り付けの秘訣なのだといいます。


槙田さん:
「すごく印象的な動きや新しいものが入ってきた時に、すごくその曲を好きになる。振り付けによってみんなの『好き』が増えていったらいいなって」


後編では、元アイドルだからこそ思いつく“バズる振り付け術”をマーケティングします。


(THE TIME,2026年6月17日放送より)


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