東京女子医大の新校舎や病棟の建設をめぐり、不正な報酬を支払わせ大学に損害を与えたとして、背任の罪に問われている元理事長の初公判が行われ、元理事長は起訴内容を否認し無罪を主張しました。
東京女子医大の元理事長、岩本絹子被告(79)は新校舎や病棟の建設工事をめぐり、2021年までの4年間に一級建築士の男性に不正な報酬を支払い、大学におよそ2億8000万円の損害を与えた罪に問われています。
東京地裁できょう行われた初公判で、岩本被告は「背任行為はしていません。私は無罪です」と述べ、起訴内容を否認し無罪を主張しました。
検察側は冒頭陳述で「岩本被告は、新校舎などの施工費の1%を一級建築士に支払い、その3分の2を自身らにバックさせるよう指示した」と指摘しました。一方、弁護側は、「一級建築士は大学に多大な貢献をしていて、報酬は適切な金額だった」と主張しました。
この事件では、一級建築士と大学の元幹部職員も背任の罪に問われています。
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