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「なぜ人は落とし物をするのか?」現金45億円!落とし物が過去最多 AIで画像検索できる便利サービスも【ひるおび】

国内
2026-05-15 16:00

警視庁によると、東京都の2025年の落とし物の件数は、約453万件と過去最多になりました。届けられた現金の総額も45億円を超えています。
5月は行楽やライブツアーなどで出歩くことが増え、6月は傘の出番が多くなることから、“落とし物要注意”のシーズンです。


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戻ってくることも…街の人の“落とし物”エピソード

【50代女性】
「買った次の日に定期を落としました。バッグの外ポケットに入れていて、駅で改札に入ろうと思ったら定期がなくて。
歩いてきた道を戻って会社も見たけどなくて、翌日に電話がかかってきて見つかりました。」


【30代の女性】
「成田のホテルで飲み会があって酔っ払ってしまって、携帯がどうしても見つからなくて。
パソコンで自分の携帯の位置情報を調べられるんですけど、調べたら中国にありました。成田のホテルだから、外国人の方も利用されるじゃないですか。その勢いで多分持っていかれちゃいましたね。」


【40代の女性】
「ディズニーランドで眼鏡を落として、無いと運転できないので結構青ざめました。聞いたら届いてると言われて。アトラクションで落としていて戻ってきました。」


過去最多となった東京都の落とし物。
現金45億円のうち、約7割となる約32億3000万円は落とし主に返還され、拾得物も約133万点が持ち主のもとに戻っています。


コメンテーター 井上咲楽:
一週間前にタクシーの中でクレジットカードをなくしてしまって。タクシーの領収書を見て電話したら、二日後にパッと返ってきたんですよ。本当にありがたいなと思って。


AIで検索!落とし物を見つけるサービス

落とし物を見つける無料サービス「落とし物クラウドfind」を取材しました。


find 代表取締役CEO 高島彬氏:
AIで簡単に落とし物が探せるサービスです。どこで落としたか分からないこともあると思うんですけど、自分が気づいた範囲の場所を送っていただければ、findのサービスが入っている施設であれば全部探せるようになります。


使い方は簡単。
まずは、専用サイトで落としたものの画像をアップロードします。画像がなければインターネット上で見つけた同じものの画像でも大丈夫です。
次に色・形・ブランド名などの特徴を入力します。
最後に、落とした日時や心当たりのある場所、名前、電話番号を入力すれば受付完了です。


送られた内容はAIが瞬時に登録済みの落とし物から探し出し、見つかれば担当者が落とし主と落とした場所に連絡し、返還となります。


find 代表取締役CEO 高島彬氏:
施設をまたいで横断で検索できる唯一のサービスです。
羽田空港で降りて、東京モノレールに乗って、山手線に乗って、その後タクシーに乗って、訪問先で落とし物に気づいた際に、今までだと4か所に連絡しないといけなかったんですね。
findが入っている所であれば横断検索できるようになりましたので、落とし主も便利になりますし、企業も便利になります。


「落とし物クラウドfind」は、鉄道会社や空港、ショッピングモールなど45社以上の企業、全国の4500か所以上で導入されています。
従来は落とした可能性のある場所すべてに連絡が必要でしたが、findを使うことでまとめて問い合わせができます。(24時間OK)
また、導入企業も落とし物の電話対応などの負担を減らすことができます。


京王電鉄では、導入により落とし物の返還率が3倍に増えたそうです。4月からJR東日本でも導入されています。


恵俊彰:
空港や鉄道会社が入っているとすごく心強いですよね。


なぜ人は落とし物をしてしまうのか?

人間の行動心理について研究している明星大学心理学部 藤井靖教授によると、
落とし物の主な原因は、心理学でいう『展望的記憶』の失敗です。
これは、「後で〇〇しよう」という“未来に向けた記憶”を指します。


例えば電車の中で、「降りるときに網棚に置いたバッグを持とう」と思っていたのに、降りる瞬間にそのことを思い出せない。つまり、置いたことを忘れるのではなく、持とうと思っていたことを忘れてしまうのです。


考え事をしながら電車に乗ることで、脳のワーキングメモリ(一時的な記憶)を圧迫。つまり“ながら行動”が展望的記憶に影響を与えるのです。
現代はスマホの普及で、SNSを見たり電車の中で仕事をするなどマルチタスク化が進んでいます。
これが、他の持ち物への注意を奪うことにつながります。


恵俊彰:
「展望的」じゃなくなれば良いわけですよね。思ったらその瞬間に棚から膝の上に置くとか。


藤井教授によると、降りる駅のひと駅前になったらスマホをしまい、落ち着くことも対策になるということです。


(ひるおび 2026年5月14日放送より)


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