E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > 「いつ陥没してもおかしくない」下水道管の老朽化に“新素材” 塗るとコンクリートの20倍以上の強度に 民間の最新技術で修繕へ

「いつ陥没してもおかしくない」下水道管の老朽化に“新素材” 塗るとコンクリートの20倍以上の強度に 民間の最新技術で修繕へ

国内
2026-04-21 19:17

全国で相次ぐ道路陥没。きょう国交省が公表した調査によると、対策が必要な、いわゆる“危険な下水道”は全国で748キロに及びます。こうした大量の“危険な下水道管”をどう補修していけばいいのか?最新技術を使った補修の取り組みを取材しました。


埼玉県内の住宅街を通る下水道管の内部の映像です。


設置から30年以上が経過。厚さ40センチほどあったはずのコンクリートの壁は長年にわたり、内部で発生した硫化水素によって腐食。鉄筋がむき出しになっています。


こうした壁に塗られているのが白い「新素材」。開発したのは、塗料の開発・製造を手掛ける茨城県の「染めQテクノロジィ」です。


塗料を「ナノサイズ」=1ミリの100万分の1ほどの小さな粒子にする技術を使い、これまでにない「新素材」を開発しました。粒子は極めて小さいため、どんなに穴やでこぼこのある素材でもぴったりと密着。見た目はもちろん、元よりも強度を高めることができるといいます。


「新素材」の実力を試してみると…。


記者
「普通の段ボールで作られた椅子なんですが、こちらの会社で作られた新素材を塗ると、このように座ることができ、そして立つこともできます」


強度はコンクリートの20倍以上に。


下水道管は新しいものへの交換が主流ですが、この方法では古くなったものに塗るだけで済むため、時間も費用も大幅に削減できます。塗る作業にも高い技術は求められません。


『染めQテクノロジィ』 菱木貞夫 代表取締役
「技術開発するときに経験が浅くてできる。それも大きなテーマだった。(社会の)役に立てるんだと、張り合いを覚えています」


満員電車で5cm近づくだけでも盗まれる?クレカ不正被害額が過去最多 手元にあっても盗まれる手口と対策【Nスタ解説】
歯ブラシには細菌がいっぱい!使い方次第では“便器ブラシ”状態に… 細菌の増殖やインフル感染リスクも高めるNG行為とは
世界初!海底「レアアース泥」回収 内閣府チームリーダーに聞く!採鉱大作戦と“国産化”への道筋【ひるおび】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ