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【小泉進次郎氏】トランプ政権の“刺客”と本気筋トレ。憲法9条はストッパーか?自衛隊派遣の「一線」を明かす【国会トークフロントライン】

国内
2026-03-26 17:39

ホルムズ海峡の緊張が続く中、「成功」と評価された日米首脳会談。その舞台裏では一体何が起きていたのか。ヘグセス米国防長官との2度にわたる電話会談の内幕や、緊迫する艦船派遣問題、そして憲法9条と国益をめぐる「根本的な問い」とは――。防衛装備品の輸出や自衛官の待遇改善まで、小泉進次郎防衛大臣に聞きました。(聞き手:川戸恵子 収録:3月24日)


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「高圧的なことは全くなかった」ヘグセス長官との密な連携と日米首脳会談成功の舞台裏

ーー日米首脳会談が終わるまでは自衛隊艦船の警護のために行くかどうかっていうのが、一番の論点だったが、ハラハラなさっていませんでしたか。


小泉進次郎 防衛大臣:
実はそういう気持ちはあまりなくて。やはり私のカウンターパートであるヘグセス長官と相当密にコミュニケーションを取っていたので。(日米首脳会談の)直前にヘグセス長官との電話会談を2回やってる中で、私の印象としては、ものすごく日本の立場に対しての配慮があった。そして、何とかこの状況を同じような共通認識で進めたいという彼の思いっていうのを感じたんですよね。なのでもしかしたら、アメリカが何かを要求してくるのではないかとかそういったことを言われてた方もいますけど全く高圧的なことなく、非常に前向きな議論ができたんです。トランプ大統領の読めない要素と一方で我々カウンターパート同士は密に連絡ができてるっていうところは、私の中では一定の安心材料も持ちながら、見ていたってのはありますけど、最後はやはり高市総理の現場での、やはり対応力、そしてトランプ大統領との築かれた信頼というのが成功に導いたというのは間違いないですね


ーーただ会談が終わった後で、やっぱり日本に対して何かで協力してくれみたいなニュアンスもありましたよね。


小泉進次郎 防衛大臣:
全てはやはりトランプ大統領と高市総理で確認したことに尽きるというのが、今の時点で大事なことだと思います。トランプ大統領からは、ホルムズ海峡の航行の安全の確保というのは大事なことだから日本を始め各国に対して、貢献を要請をしたということですから。沈静化、そして停戦、こういったことがあった暁に、どういったことができるのかっていうことは、ホルムズ海峡にエネルギーの関係でも大きく依存している日本として、そもそも自分たちの国益という観点から言われるからではなくて何ができるかを考えなければいけないと思います


憲法9条は「ストッパー」か「足かせ」か

ーー「憲法9条が今回は図らずも会談のストッパーになった」という見方が一部にあるが、どんな説明をなさったのか。


小泉進次郎 防衛大臣:
トランプ大統領の中では最後に日本からの丁寧な話があったから、最終的にいろんな思いがあったかもしれませんけど、一定の納得感。そして“日本はNATOとは違う”っていう表現をしてましたけど、やはり日本に対して“頼りになる同盟国”だと、こういったことになったと思いますよ。じゃなかったら、これだけの歓待はなかったと思いますから。    


ーー高市さんは元々憲法改正論者ですよね。そこら辺はどういうふうに考えればいいんですか。


小泉進次郎 防衛大臣:
多分結構議論が、私は様々混乱してる面もあると思っていて。この局面において、“日本がストッパーとなっているものがあったからやらずに済んだ”というふうな捉え方をしていることと、“そもそも日本の国益がかかってるところに、(当事国や周辺国から)助けを求められて、本当に困っている時に何もできないということが今後の関係にとって、どういう良い影響を与えるのか”ということ。今は一国では平和は成り立たないという中で言えば、やはり困ってるときに助けることができるその国のあり方を追求するというのは、私は今回のこの首脳会談の成否ということではなく、大切なことだと思いますけどね


ーーちょっと視点変えますとトランプさんはとにかく「自分の国は自分で守れ」「NATOは何だこれだけやってやるのに何も助けてくれない」みたいな発想があるんで、そういうときに例えば日本はどうしたらいいかっていうのはこれから問題になりますよね。


小泉進次郎 防衛大臣:
トランプ大統領が言ってる事の一部は事実であって、このホルムズ海峡に日本がエネルギーも相当依存してることは事実ですし、現実問題このホルムズ海峡が事実上の封鎖状況にある中で、最も世界の中で影響を受けている地域はどこかといったらやはりインド太平洋地域なんですよね。なので、これはもちろんアメリカとイスラエル、そしてイラン、この当事国にとっての戦争をどのように評価をすべきかっていうことはありますけども、一方で我が国にとって国民生活や経済にとっても大きなインパクトが生じうる事態のときに、日本独自の判断として“できること”を考えなければいけないっていうことは、日米という関係の越えた上での自前の努力として、やるべきことだと感じます。(自分の身は自分で守る)その気持ちがない国はどこも守ってくれない


トランプ大統領が言ってる「自分たちの国に油を持ってくるんだったら自分たちの国で守れ」っていうのはある意味厳しい現実論ではあるんですよね。アメリカは自分たちが産油国だから「別にホルムズは関係ないよ」ということを言ったとして、日本は?といったら「いや我々関係あります」と。なので、そのときに日本としてはどのようなことができるのか。そして今できなかったとして、今後将来に備えてどういった構えを持つべき国になるべきなのか、こういったことは今は事態の沈静化の努力が最優先ですけど、やはり課題ももちろん感じますね。


「自衛隊を軽々に扱ってもらいたくない」自衛官の待遇改善へ

ーー就任なさってからずいぶんSNSに発信なさっていますよね。この間はブルーインパルスにお乗りになったりとか。


小泉進次郎 防衛大臣:
これは何のためにやってるかっていうと、決して乗りたいからっていうことで乗ってるわけじゃありません。そもそも私はジェットコースターも好きじゃないですし、怖いっていうふうに思ってる方なんです。実際私はブルーインパルスに乗って伴走する機体もあって、ほぼ翼が重なるようなところまでの接近飛行もやってもらったんです。万が一っていうことがあるから乗る前には、万が一のことを想定したレクチャーを受けるわけです。そういったことを通じて、(自衛官の)皆さんが本当に毎回この思いで飛行してるんだっていうことが、自分の体験を通じて感じるだけで、防衛大臣として、自衛官のパイロットや、また管制の皆さん、そして隊員1人1人や家族に対して、言葉が変わってきます。


「自衛隊を軽々に扱ってもらいたくない」そういう思いに繋がるのもやはりそういった体験ですし、ヘグセス長官とトレーニングをやっていることも、トレーニングが好きだからやるわけじゃなくて、彼とのやはり距離感、そして友情を深めることが、結果今回の日米首脳会談の前のコミュニケーションにも活きたように、やはり関係構築にとってプラスだと思えば、それは厭わずに、体も使いますそれは当然です


ーー3月の「防衛省設置法」改正によって、どう変わっていくのでしょうか。


小泉進次郎 防衛大臣:
今、待遇改善をして自衛官の給与は過去最高額にしていますし、防衛大学校、高等工科学校の生徒の手当も年収で20万円以上あげました。加えて、今までは公務員制度と準拠した形で自衛官の給料や俸給体系って決まっていたんですけど、それを自衛官独自のものを作っていくっていう方向に行きますから、これをしっかり進めたいと思います。また、自衛官のみなさんに自然と感謝と敬意が社会全体でちゃんと持っていただけるような環境まで作りたいと思います


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