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【衆議院選挙2026】JNN終盤情勢を徹底分析 野党の大物議員も“追う”展開に…自民「単独過半数」大幅上回る勢い “接戦”78選挙区を詳しく解説【edge23】

国内
2026-02-07 06:30

2月8日に迫る衆議院選挙の投開票日。JNN終盤情勢調査によると、自民党が「単独で過半数を大幅に上回る」勢いであることが明らかになった。一方で野党は苦戦を強いられており、ベテラン大物議員ですら「追う」展開となっている。
全国289の小選挙区のうち78で接戦となった、まさに目が離せない選挙情勢を、TBSテレビ選挙本部長・市澤牧彦 政治部デスクが最新情報を交えて徹底解説する。


【画像で見る】衆院選 各党の終盤情勢


自民が「単独過半数を大幅に上回る勢い」

JNNの終盤情勢調査によると、自民党は「単独過半数を大幅に上回る勢い」で、「絶対安定多数」の261議席も単独で超える可能性があることがわかった。TBS選挙本部長の市澤牧彦デスクは一週間前の序盤調査よりもかなり伸ばし、さらに勢いを増していると分析している。


連立与党の日本維新の会については「公示前の議席を維持できるか微妙な情勢」と、先週からは横ばいとなっている。


一方で、中道改革連合は失速が見られ、公示前の172議席から「半減する可能性」があるとの厳しい見方が示された。
国民民主党や共産党は「公示前の議席を維持できるか微妙な情勢」となっている。


れいわ新選組は「議席を獲得できるか微妙」で、「多少伸びてはいるが、公示前の8議席からは減らす情勢」だという。


参政党については、「比例で議席を大幅に増やし10議席をうかがう勢い」とされていて、市澤デスクは「序盤から終盤にかけて少し勢いが増している」と分析。ただし「去年の参議院選挙ほどではない」と指摘した。


減税日本・ゆうこく連合は議席を複数獲得できる可能性、保守党は比例で議席獲得の可能性がある。一方、社民党は議席獲得が厳しい情勢となった。チームみらいは比例の複数のブロックで議席を獲得できる見通しとなっている。


ただし、調査時点でまだ投票先を決めていない人は全体の3割に上ることも明らかになり、情勢は今後変わる可能性も十分にある。


野党は大物議員も「追う」展開に 区割り変更の影響大きく

野党側、特に中道の状況について市澤デスクは「立憲の幹部だった候補が、終盤にかけて接戦どころか追う展開になってる」と指摘。具体的には、宮城4区の安住淳氏(中道)や福島2区の玄葉光一郎氏(中道)の名前を挙げた。


安住氏は中道の共同幹事長を務め、当選10回のベテラン。市澤デスクも「国対=国会対策のプロ中のプロ」と話すほどの重鎮だが、現在は、自民・森下千里氏を「猛追」する位置にとどまっていると分析された。


同様に玄葉氏も、民主党政権時代に外務大臣を務めた経験を持ち、現在は衆議院副議長。当選11回を数える実力者だが、福島2区では自民の根本拓氏が「やや優勢」で、玄葉氏は「猛追」する位置にいるという。


こうした状況の背景には、2024年の衆議院選挙から反映されている「10増10減」による区割り変更の影響もある。


安住氏はもともと宮城5区だったが、区割り変更を受け、前回の衆議院選挙からは宮城4区に。「元々安住さんの地元ではなかった、仙台市近郊のベッドタウンが選挙区に含まれるようになった。その住民などは無党派層として今回は自民党に流れている」と市澤デスクは話した。


福島でも同様に区割り変更があり、もともと福島3区だった玄葉氏は前回衆院選から福島2区に。郡山市などが選挙区に加わったが「郡山市などの無党派層が今回は自民党に流れている」ことが要因の一つと分析された。


全国にある78の接戦区 党首が最後の"テコ入れ"に

JNNの終盤情勢調査では、全289の小選挙区のうち、78の選挙区で接戦となっている。各党はこの接戦区のうち、特に重点的にテコ入れする選挙区を選定し、党首クラスの応援投入を行っている。


市澤デスクは「終盤は選挙期間の限りがある中、各党が綿密な計画を立てて、党首をどこに投入するかを決めている」と解説した。


特に注目されるのは、自民党の高市総裁と中道の斉藤共同代表の両党首が立て続けに訪問した京都6区。この選挙区では、中道の山井和則氏と自民党の園崎弘道氏が接戦を繰り広げている。


山井氏は年金や高額療養費の問題などに精通する「社会保障の専門家」で、立憲民主党でも要職を務めてきた、と市澤デスクは解説。一方、自民党側は「ジャイアントキリングとして、勢いのあるときに取りたい」とテコ入れに入っているという。市澤デスクの分析の結果、この選挙区は「一進一退の状況」と指摘する。


また、佐賀2区には高市総裁が応援に入った。この選挙区では中道の大串博志氏と自民党の古川康氏が一騎打ち。立憲で代表代行、選対委員長などの要職を務めた大串氏が、ここ数回は選挙区でも勝ち続けてきたが、今回は接戦となっている。


こうした選挙区の動向について、市澤デスクは「全国的にみて、これまで野党側が連勝していた選挙区にも、自民党側に追い風が吹いて接戦になっているところが多い」と総括した。


一方で、逆に中道に差を詰められている自民の候補者もいる。


東京24区では、序盤情勢では自民党の萩生田光一氏が「やや優勢」だったが、終盤では中道の細貝悠氏が差を詰めて「接戦」となっている。これには公明党の支援が影響しており、勝敗がどうなるか、公明党支持層の投票動向が注目されている。


調査では、公明党支持層に小選挙区での投票先について聞いたところ、中道への投票意向が約5割となっていて、序盤情勢の約4割から増加している。一方、まだ2割弱が「決めていない」状況だという。市澤デスクは「週末にかけて、この決めてない約2割の公明党支持層がどう動くか。これが接戦、横一線の選挙区には特に大きなファクターになる」と述べた。


投開票まであとわずか。終盤においても全国各地で接戦となっており、有権者の1票が大きな意味を持つ選挙となりそうだ。


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