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女子マラソン界で1度は夢に敗れた2人のランナーに密着…救われた監督の言葉&消えなかった夢への想い 今夜『大阪から、LAへ。夢を駆けるランナーたち』

国内
2026-01-19 17:41
女子マラソン界で1度は夢に敗れた2人のランナーに密着…救われた監督の言葉&消えなかった夢への想い 今夜『大阪から、LAへ。夢を駆けるランナーたち』
19日放送『大阪から、LAへ。夢を駆けるランナーたち』(C)カンテレ
 関西テレビは「第45回 大阪国際女子マラソン」が25日に開催されるのに先立ち、大会に出場する松田瑞生(30)と伊澤菜々花(34)に迫るドキュメンタリー番組『大阪から、LAへ。夢を駆けるランナーたち』をきょう19日深夜から放送する(深1:26~1:47 ※関西ローカル)。

【場面カット】夢の道中には挫折も…涙を流す松田瑞生

 2024年、前田穂南による19年ぶりの日本記録更新、そして2025年、ニューヒロイン小林香菜の誕生。大阪国際で、日本女子マラソン界の新たな歴史が刻まれたこの2年。その歓喜の裏側で、人知れず涙をのんだ2人のランナーがいた。一度は夢破れ、それでも走り続けることを選んだ2人はロサンゼルス五輪という新たな光を見据える。大阪から世界へ、最後の夢にかけるランナーたちの「覚悟」に迫る。

 大阪国際で3度の優勝を誇る“なにわの女王”松田瑞生。しかし、その道のりは栄光と挫折の繰り返しだった。2020年、東京五輪代表選考レースの大阪国際で優勝しながらも、その後記録を塗り替えられ補欠に。「まだ気持ちの整理がついていない」と涙を流し、夢の舞台には立てなかった。さらにパリ五輪を目指した2024年の大阪国際でも代表を落選する。

 「結果がすべて。責任感とプレッシャーがありすぎて、全然楽しくない」。結果を追い求めるあまり、いつしか走ることは苦痛になり、引退すら頭をよぎった。そんな彼女を救ったのは、二人三脚で歩んできた山中美和子監督の言葉だった。「走ることの本質、まず楽しさを追求してほしい」。勝つことへの義務感を取り払い、陸上を始めたころの純粋な気持ちを取り戻す。

 高校時代、3000メートルでインターハイを制し、輝かしい未来を描いていた伊澤。しかし実業団入り後の8年間は、学生時代の記録さえ超えられない苦悩の日々だった。「自分が一番期待しているはずなのに、結果が出ないから信じられなくなった」。情熱を見失い、彼女はシューズも道具もすべて捨てて引退。自ら夢にふたをした瞬間だった。

 しかし、どれだけ遠ざけても消えることのなかった想いがある。「やっぱり、マラソンで日の丸をつけたい」。2024年4月、およそ2年間のブランクを経て32歳で弘山勉監督のもと現役復帰を決意。そして力を付けて満を持して挑んだ昨年の大阪国際。目標の「2時間19分台」を掲げるも、脱水症状により25キロ過ぎで失速。思い描いた結果には届かなかった。

 「悔しいというより不甲斐(ふがい)ない。ほぼ毎日思い出します。さすがにあれじゃ終われない」。あの日から1年。給水の取り方からフォームまで、すべてを基礎から見直してきた。あきらめなかった自分の夢を、大阪の地で証明する。

選手や関係者への愛あふれる取材でおなじみのスポーツジャーナリスト・増田明美氏が、ドキュメンタリーで紹介する松田瑞生、伊澤菜々花両選手の魅力を徹底解説する。

■増田明美コメント
・松田瑞生
キャッチコピーは「ベリーグッドウーマン」。
私、去年も同じことを言ったんだけど、これ以上のキャッチフレーズは浮かばなかった。松田さんは、アーティストの「ベリーグッドマン」の曲が大好きで、必ず聞いてからレースをスタートされるんですよ。それと、ご自身がものすごい魅力的な女性でベリーグッドウーマンです。しびれるような研ぎ澄まされた美しい腹筋をされていて、競技者としても強い。それと、本当にね、優しくって。山中美和子監督の誕生日には、Qちゃん(高橋尚子さん)や私にも「メッセージを添えてください」って、いつも色々用意する人なんですね。
強くって優しくって、それからユーモアがある。常に人を笑わせることを大事にしていて、本当に「ベリーグッドウーマン」。その一言に尽きますね。
東京五輪の時にはね、大阪国際で優勝していながら代表になれず、補欠ですごく泣いてましたね。そういうことにも負けずにまた立ち上がるたくましさ。成功だけじゃなくて、失敗も繰り返しながら、「“いぶし銀”な強さ」が備わっていると思います。松田瑞生さんは、もう大阪国際女子マラソンの顔ですからね。沿道からの応援も一番多いですよ。本当にファンも多いので、沿道の声を全部力に変えて走り切ってほしいと思います。

・伊澤菜々花
伊澤菜々花さんはね、「上り坂34」。恐るべき34歳、もう上昇して、上って、上って、ずっと進化している。一度引退して競技者から離れたんですけど、「オリンピックに日の丸をつけてマラソンで走るんだ、まだそれをやってない」って言って帰ってきたんですね。だから「帰ってきたウルトラウーマン」なんですよ。
帰ってきて、スターツの弘山勉監督のところに飛び込んだんですね。奥さんの弘山晴美さんが初めてマラソンで優勝したのが37歳、40歳でも元気でしたから、勉さんにはノウハウがあるわけですよ。だから年齢全然OKって。
伊澤さんはスピードがあるのが武器ですね。そこに、マラソンのノウハウがよくわかっている弘山勉さんのメニューで持久力がついて、もう鬼に金棒ですよね。
伊澤さんの印象は、一言で言ったら、すごい「インテリジェンス」の人。質問しても返ってくる言葉が論理的。最初に答えを言って、その後に具体的に説明してくれる。弘山勉さんも論理の人なんですよ。「論理と論理」で言うから、ものすごい2人は合うみたいですね。

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