
「優良銘柄の株を買えば利益が出る」などと、うそのメッセージを送り、50代の男性から現金3400万円をだまし取ろうとしたとして、受け子役の男が現行犯逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、前橋市の会社員・近藤進一容疑者(65)です。
近藤容疑者は今年7月から今月にかけて、ほかの人物と共謀し、LINEの投資グループで東京・港区の50代の男性に対し「当選した優良銘柄の株を買えば利益が出る」などと、うそのメッセージを送り、現金3400万円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。
警視庁によりますと、近藤容疑者はきのう(9日)、港区のビルで男性から現金を受け取る約束をしていて、現場に現れたため、捜査員が現行犯逮捕しました。
今年10月に男性が口座を持つ金融機関から警視庁に情報提供があり、男性が被害に遭いそうになっていることがわかったということです。
取り調べに対し近藤容疑者は「これまで10件ほど現金を回収しています。やばい仕事だと気づいていました」と容疑を認めているということで、警視庁は指示役や余罪についても調べています。
・「インフルにかかる人・かからない人の違いは?」「医師はどう予防?」インフルエンザの疑問を専門家に聞く【ひるおび】
・【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見【後編】「どちらからホテルに誘うことが多かった?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)
・「あんな微罪で死ぬことはないだろう…」逮捕直前にホテルで命を絶った新井将敬 衆院議員「この場に帰って来れないかもしれないけども、最後の言葉に嘘はありませんから」【平成事件史の舞台裏(28)】
