国内
2025-11-03 21:05
きのう2日に中国・杭州で開催された「第4回 BFA 女子野球アジアカップ」決勝でチャイニーズ・タイペイを8対0で下し、同大会4連覇を達成した“侍ジャパン”野球女子日本代表が3日、帰国。中島梨紗監督と、MVPを獲得したエースの柏崎咲和(4年/大阪体育大学)がコメントした。
【写真】日本代表のエースとして活躍しMVPを獲得したエースの柏崎咲和
今大会開幕日となる26日にスリランカ戦から、スーパーラウンドまで全6試合すべて2桁得点をあげ、圧倒的な強さで決勝へ駒を進めた日本代表。この日も初回から7点をあげるなど、チャイニーズ・タイペイを圧倒。中盤、相手投手陣に打線が沈黙するも、日本代表エースの柏崎が、決勝という大舞台でも安定した投球でスコアボードに0を並べ、7回を完封。8対0で勝利し、見事「アジアカップ」4連覇達成した。
なお、日本代表からMVPに柏崎が選ばれたほか、個人タイトルも最優秀防御率を柏崎、最優秀勝率投手を佐藤美咲(3年/IPU環太平洋大)、首位打者・最多得点を畑中ゆりあ(4年/大阪体育大)、最優秀守備選手を脇坂仁南(4年/至学館大)が受賞。さらにベストナインに、佐藤(先発投手)、山本一花(捕手/大阪体育大4年)、畑中(二塁手)、真弓心(外野手/仙台大3年)が選ばれた。
今回選出された“侍ジャパン”野球女子日本代表は、若手選手の強化、国際大会の経験・教育も目的とするため、全日本大学女子硬式野球連盟に所属する選手で編成。6月20日から22日まで広島県三次市で行われた合宿を経て選考され、9月末には強化合宿を実施。全員が日本代表初招集となるフレッシュな顔ぶれとなった。監督は昨年WBSC女子野球ワールドカップで7連覇の偉業を成し遂げた中島梨紗氏が続投。アジアカップから2026年のワールドカップまで指揮を執る。
■コメント
▼中島梨紗監督
「(決勝戦について)初回の2アウトからも得点を重ねることができたことが大きかったです。優勝できた嬉しさもありますが、相手の2番手左腕に完璧に抑えられてしまったので、世界一を狙うためには課題も残りました。(大会を通して)日々成長し、こちらが求めていることへの姿勢もすごく良い選手たちでした。ここで終わりの選手たちではないので、代表でまたやりたいと頑張ってくれたら、大学生でこの大会に臨んだ価値になると思います。(選手たちに今後求めるもの)来年ではなく帰ってすぐの行動、野球に取り組む姿勢が大事になります。謙虚さを忘れずに、まだまだだと思って帰ってほしいです。(来年のワールドカップグループラウンドに向けて)すぐ来年の選考に向かわないといけません。選手の状態や成長を見ながら準備を進めていきたいです」
▼柏崎咲和(大阪体育大)
「(MVP)率直にうれしいです。自分の力だけで取れたわけではないので、チームメイトや指導者の方に感謝しています。(決勝戦5安打完封)思った以上に緊張せずにマウンドに上がることができました。心強いバックもついて、得点もたくさん取ってくれると思っていたので、自分の仕事をと思って1イニングずつを無失点に抑えようと投げました。走者を出した後が大事と中島監督に言われていたので、長打を打たれないように、ゴロを打たせられるように低めに投球を集めることができました。(初めての国際大会)独特な雰囲気がありましたし、野球というスポーツをいろんな国・地域の選手が楽しんでいたので、もっと発展していくべきだと思いました。来年はフル代表に選んでいただけるように、そこまでの期間に自分の投球を見つめ直し、今大会の経験を活かしていきたいです」
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今大会開幕日となる26日にスリランカ戦から、スーパーラウンドまで全6試合すべて2桁得点をあげ、圧倒的な強さで決勝へ駒を進めた日本代表。この日も初回から7点をあげるなど、チャイニーズ・タイペイを圧倒。中盤、相手投手陣に打線が沈黙するも、日本代表エースの柏崎が、決勝という大舞台でも安定した投球でスコアボードに0を並べ、7回を完封。8対0で勝利し、見事「アジアカップ」4連覇達成した。
なお、日本代表からMVPに柏崎が選ばれたほか、個人タイトルも最優秀防御率を柏崎、最優秀勝率投手を佐藤美咲(3年/IPU環太平洋大)、首位打者・最多得点を畑中ゆりあ(4年/大阪体育大)、最優秀守備選手を脇坂仁南(4年/至学館大)が受賞。さらにベストナインに、佐藤(先発投手)、山本一花(捕手/大阪体育大4年)、畑中(二塁手)、真弓心(外野手/仙台大3年)が選ばれた。
今回選出された“侍ジャパン”野球女子日本代表は、若手選手の強化、国際大会の経験・教育も目的とするため、全日本大学女子硬式野球連盟に所属する選手で編成。6月20日から22日まで広島県三次市で行われた合宿を経て選考され、9月末には強化合宿を実施。全員が日本代表初招集となるフレッシュな顔ぶれとなった。監督は昨年WBSC女子野球ワールドカップで7連覇の偉業を成し遂げた中島梨紗氏が続投。アジアカップから2026年のワールドカップまで指揮を執る。
■コメント
▼中島梨紗監督
「(決勝戦について)初回の2アウトからも得点を重ねることができたことが大きかったです。優勝できた嬉しさもありますが、相手の2番手左腕に完璧に抑えられてしまったので、世界一を狙うためには課題も残りました。(大会を通して)日々成長し、こちらが求めていることへの姿勢もすごく良い選手たちでした。ここで終わりの選手たちではないので、代表でまたやりたいと頑張ってくれたら、大学生でこの大会に臨んだ価値になると思います。(選手たちに今後求めるもの)来年ではなく帰ってすぐの行動、野球に取り組む姿勢が大事になります。謙虚さを忘れずに、まだまだだと思って帰ってほしいです。(来年のワールドカップグループラウンドに向けて)すぐ来年の選考に向かわないといけません。選手の状態や成長を見ながら準備を進めていきたいです」
▼柏崎咲和(大阪体育大)
「(MVP)率直にうれしいです。自分の力だけで取れたわけではないので、チームメイトや指導者の方に感謝しています。(決勝戦5安打完封)思った以上に緊張せずにマウンドに上がることができました。心強いバックもついて、得点もたくさん取ってくれると思っていたので、自分の仕事をと思って1イニングずつを無失点に抑えようと投げました。走者を出した後が大事と中島監督に言われていたので、長打を打たれないように、ゴロを打たせられるように低めに投球を集めることができました。(初めての国際大会)独特な雰囲気がありましたし、野球というスポーツをいろんな国・地域の選手が楽しんでいたので、もっと発展していくべきだと思いました。来年はフル代表に選んでいただけるように、そこまでの期間に自分の投球を見つめ直し、今大会の経験を活かしていきたいです」
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