
気象庁は、台風23号に関する情報を10月10日午前5時47分に発表しました。台風は10日に大東島地方に、11日には奄美地方に接近する見込みで、広い範囲で警戒が必要な状況となっています。
【写真を見る】【台風進路】台風23号いまどこに? 奄美地方で11日に暴風・高波に警戒 九州南部でも大雨の恐れ <気象庁10月10日午前5時47分発表>
台風の現況と予想進路
台風23号は10日午前3時の時点で、南大東島の東南東 約210キロの海上にあり、時速約20キロで北西に進んでいます。中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20m、最大瞬間風速は30mとなっています。
台風は発達しながら北西に進み、10日は大東島地方に接近します。その後、11日には進路を北寄りに変えて奄美地方に接近し、12日は東寄りに進路を変えて日本の南を東北東に進む予想です。さらに13日頃には日本の南から東に進み、台風22号の被害を受けた伊豆諸島に接近する可能性もあります。
奄美地方で11日に暴風警戒
特に警戒が必要なのは奄美地方です。11日の予想最大風速は25m、最大瞬間風速は35mに達する見込みで、気象庁は暴風に警戒するよう呼びかけています。
風の予想は以下の通りです:
10日の予想最大風速(最大瞬間風速)
奄美地方:15m(25m)
沖縄地方:20m(30m)
11日の予想最大風速(最大瞬間風速)
九州南部:23m(35m)
奄美地方:25m(35m)
沖縄地方:18m(30m)
高波にも厳重警戒
台風の接近に伴い、各地で高波が予想されています。11日の奄美地方では波の高さが6mに達する見込みで、うねりを伴う危険な状況となります。
波の高さの予想
10日:奄美地方4m、沖縄地方5m
11日:九州南部5m、奄美地方6m、沖縄地方5m
12日:九州南部・奄美地方ともに5m
大雨による土砂災害に注意
台風に向かう暖かく湿った空気の影響で、沖縄地方、奄美地方、九州南部では大気の状態が非常に不安定になります。特に11日から12日にかけて、激しい雨や非常に激しい雨が降る恐れがあります。
11日午前6時から12日午前6時までの24時間予想降水量は:
九州南部:200ミリ
奄美地方:150ミリ
気象庁は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。
落雷や突風にも注意が必要
大気の不安定な状態により、落雷や竜巻などの激しい突風も予想されます。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めることが重要です。
気象庁は今後も台風情報や防災気象情報に留意するよう呼びかけており、次の台風23号に関する情報(総合情報)は10日午後5時頃に発表する予定です。
台風の接近に備え、早めの対策と安全確保を心がけ、最新の気象情報に注意を払うことが重要です。
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