
鈴木法務大臣はきょう(15日)の記者会見で、いじめや虐待など、子どもや保護者の相談に無料で応じる「こどもの人権相談」について、今月(8月)27日から1週間、受け付け時間を延長すると明らかにしました。
子どもたちが夏休みの終わりごろから不安や悩みを持ちやすくなるためで、鈴木法務大臣は「一人で悩まずに相談してほしい」と呼びかけています。
「こどもの人権相談」は、法務省人権擁護局と全国人権擁護委員連合会が行っているもので、通常、平日の午前8時半から午後5時15分まで、電話とLINEで無料で受け付けています。
鈴木法務大臣はきょう(15日)の記者会見で、今月(8月)27日から9月2日の1週間、「こどもの人権相談」の受け付け時間を▼平日は午後7時まで、▼土日も午前10時から午後5時まで延長すると明らかにしました。
鈴木法務大臣は、2024年の1年間で小中高生の自殺者が過去最多となる529人に上ったことについて触れ、「家族や学校の先生、友人にも相談ができずに悩みを抱えている子は多いと思う。一人で悩まずに相談をしてほしい」と呼びかけました。
電話での相談は「こども人権110番」(0120・007・110)で、通話料金は無料です。
また、LINEで「法務局LINEじんけん相談」を「友だち」に追加すれば、相談することもできます。
法務省によりますと、いじめを受けて不登校となった小学生から相談を受けた法務局が、学校と保護者の話し合いを仲介して関係改善が図れたケースや、自殺をほのめかす高校生からの相談を受けた法務局の職員が生徒を保護したケースがあるということです。
・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?「除湿」はいつ使う?賢いエアコンの使い方【ひるおび】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】