520人が犠牲となった日航機墜落事故から、きょうで40年です。墜落現場の「御巣鷹の尾根」では、遺族らが黙祷を捧げるための慰霊登山を行っています。中継です。
40年前のきょう、乗客乗員524人を乗せた羽田空港発大阪行きの日本航空123便が操縦不能になりました。
そして、山が「U」の字に見える場所がわかるでしょうか。あの場所で、123便の翼が接触しました。そして、午後6時56分、私たちが立っているこの場所、「御巣鷹の尾根」に墜落しました。
事故を起こした123便は、お盆シーズンでほぼ満席となっていて、520人が死亡、生存者はわずか4人でした。
現場では、けさから遺族らおよそ220人が犠牲者へ黙祷を捧げるための慰霊登山を行っています。
事故でおじを亡くした 小林隼也さん(35)
「生まれる前の事故ですけど、おじさんに唯一会える場所。事故のことを忘れないように広めていっていただけたら」
事故で兄を亡くした 竹永利明さん(60)
「20歳でちょうどその当時、(今は)60で定年。いま継続で働いていますけど、もう定年まで来たんだって、40年すごく早かったなって思います」
事故から40年が経ち、ご遺族の高齢化も進んでいます。午後には、ふもとにある上野村で慰霊式典が行われる予定です。
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