海の日のきょうは、全国208の地点で35℃以上の猛暑日となりました。仙台で35.2℃と今年初めての猛暑日となったほか、茨城県大子町では38.7℃まで気温が上がりました。日中の気温上昇や暖かく湿った空気、上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、関東甲信地方の内陸などで局地的な雷雨となっています。長野県や群馬県には、1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降ったとして、記録的短時間大雨情報が発表されました。

このあと、関東甲信地方に局地的に湧いている活発な雨雲は次第に南へと移動してくる見込みです。今夜にかけて、埼玉や東京の多摩地方などにも活発な雨雲がかかるおそれがありますので、雷を伴った激しい雨や土砂災害などにご注意ください。

あすにかけて、日本列島に張り出してきている太平洋高気圧はほとんど動きません。そのため、前線がのびてくる北海道の一部などを除いてあすは広く晴れ、きょうと同じような天気が続くでしょう。

あすの各地の予想最高気温は、
札幌　:32℃ 　釧路　:25℃
青森　:34℃ 　盛岡　:33℃
仙台　:35℃ 　新潟　:35℃
長野　:35℃ 　金沢　:34℃
名古屋:36℃ 　東京　:34℃
大阪　:35℃ 　岡山　:35℃
広島　:35℃ 　松江　:35℃
高知　:33℃ 　福岡　:34℃
鹿児島:34℃ 　那覇　:32℃
となっています。

そして、あすも気温上昇の影響で午後ほど大気の状態が不安定でしょう。昼過ぎには雨雲発生のエリアが広がり、夕方から夜にかけて、全国的に局地的な雨が降りやすい状態が続きそうです。特に、あすも関東甲信地方の内陸では、昼過ぎから夕方にかけての発雷確率が75パーセントと高くなっていますので、天気の急変にはくれぐれもご注意ください。

あさって以降も高気圧の張り出しは続くでしょう。沖縄は来週にかけて曇りや雨のすっきりしない天気が続きますが、それ以外の地域は晴れて厳しい暑さが続きます。熱中症に警戒するとともに、天気の急変にも引き続き注意が必要です。

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