
全国的に大気が不安定な日々が続き、大雨やゲリラ豪雨で各地で冠水の被害も。
特に気をつけたい高架下などのアンダーパス。その注意点とは・・・
【写真を見る】大雨による影響 アンダーパスなどの冠水 注意点は?【ひるおび】
大気不安定 アンダーパスで冠水も
7月15日午前、静岡県富士市では1時間に69.5ミリの雨量を観測しました。
その影響で国道1号のアンダーパスなど、市内8か所で道路が冠水するなどの被害が出ました。
実際道路が冠水したら 昼と夜でどう見える?
JAFが、昼間と夜間で冠水した道路がどう見えるのか、検証動画を公開しました。
検証では、昼間はどのくらいの深さかはわかりませんが、冠水していることは確認できます。
しかし夜になると、遠くを照らせるハイビームを点けても、冠水していること自体気づきにくくなっています。
気象予報士 森朗氏:
全然わからないですね。
コメンテーター 伊藤聡子:
ちょっと浅いのかなって思っちゃいますよね。
コメンテーター ふかわりょう:
わからずに突っ込んでしまった場合、そこで車を降りて乗り捨てるしかないんですかね?
突っ切っちゃうのも危ないですよね。
気象予報士 森朗氏:
とにかく勢い付けて行きたくなっちゃうんですけど、スピードを出して行くとかえってよくなかったりしますよね。
ゆっくり、どのくらいの深さなのか確認しながら行くことも必要だと思います。
冠水した道路を走行した場合
水深60センチの冠水した道路を、時速10キロと40キロで走ってみるとー
10キロで走行した場合は止まることなく走り切りましたが、ボンネット内に水が浸入し、車内の足元も浸水してしまいました。
40キロの場合だと、車体が水に浮いたような状態となり進入直後にエンジンが停止し走行不能となりました。
恵俊彰:
一番いけないのはスピードを出すということですね。
でもゆっくり行ったからいいかというと、あれだけ濡れちゃうし、車にも影響出ますよ。
コメンテーター ふかわりょう:
出来ることなら通らないのがいいんですか?
気象予報士 森朗氏:
それが一番です。
恵俊彰:
この道を選ばないのが一番じゃないですかね。
気象予報士の森朗氏は、JAFの検証動画を踏まえ
<1>大きな水たまりを見つけたら、出来れば迂回する
<2>夜間は冠水しているか分かりにくいので、運転を控える
などの対策をとった方がいいと話します。
これから運転する上で、普段使用している道でアンダーパスや危険な所がないか
ハザードマップなどで確認しておくことが重要になります。
恵俊彰:
短時間に大雨が降っちゃうと、気づかないケースが多いんじゃないですか?
弁護士 八代英輝:
見えないですもんね、夜だと本当に。
ですから自分がこれから通って帰る道を、どこかにアンダーパスや起伏などの危険なところがないかなと考えてから運転しないといけませんね。
(ひるおび 2025年7月16日(水)放送より)
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