
「大川原化工機」のえん罪事件をめぐり、警視庁と東京地検の捜査の違法性を認めた高裁判決が確定したことについて、鈴木法務大臣はきょう(24日)、「関係者の皆様方に多大なご負担をおかけした」として謝罪しました。
横浜市の化学機械メーカー「大川原化工機」のえん罪事件をめぐっては、大川原正明社長らが都と国に賠償を求めた裁判で東京高裁が先月、警視庁公安部と東京地検の捜査の違法性を認め、都と国にあわせておよそ1億6600万円の賠償を命じ、この判決が確定しています。
こうした中、鈴木馨祐法務大臣はきょうの会見で「検察官の勾留請求、そして公訴提起が違法とされたことを真摯に受け止める」とした上で、「大川原化工機株式会社、そしてその関係者の皆様方に多大なご負担をおかけいたしましたこと、お詫びを申し上げたい」と謝罪しました。
「大川原化工機」側が警視庁と東京地検に対し、第三者を交えた検証を求めていることについては、「検察当局において判断がされる」としながらも、「対応について強い関心を持って注目してまいりたい」と述べました。
事件をめぐっては、警視庁と東京地検の幹部が今月20日、横浜市の会社を訪れ、社長らに直接謝罪しています。
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