長野県で発生した最大震度5弱の地震。1人が軽傷です。
【写真を見る】「下からズドンと」長野県で最大震度5弱の地震 けが人も 新幹線にも影響が…停電も発生 余震に注意【news23】
「下からズドンという感じ」長野県で震度5弱
18日午後8時19分ごろ、長野県で最大震度5弱を観測する強い地震がありました。気象庁によりますと、震源地は長野県北部で震源の深さは13キロ、地震の規模を示すマグニチュードは推定で5.1です。
この地震で山形村の16歳の男性が避難の際、転倒し右足に軽いけがをしています。
震度5弱を観測したのは、大町市と筑北村、小川村。
大町市の宿泊施設では…
大町市の宿泊施設の代表
「ガタガタガタガタ揺れた感じ。気が動転して結構長かった、10秒くらい。きょうは満室で外国のお客様もいたが、ロビーにびっくりして降りてきた。スマホの翻訳サイトを使って、きちんと伝わるようにとは思いました。このまま何もなければいいなって」
筑北村では上下に大きな揺れが起きたといいます。
筑北村役場職員
「下からズドンという感じで。1回軽いのが来た直後にズドーンとでかいのが来た、上下運動で。対策本部はこれから設置ということになる。職員はヘルメットをかぶり、防災ベスト着て、これから対応に当たる」
同じく震度5弱を観測した小川村では停電が発生しました。
小川村副村長
「村内の一部地域で停電があり、被災の状況を消防団員が確認をしてる最中」
停電は新幹線でも。こちらは地震直後に北陸新幹線の乗客が撮影した写真です。撮影した人によると、緊急地震速報と同時に停電が発生。すぐに強めのブレーキがかかり、新幹線が止まったといいます。
JR東日本によりますと、北陸新幹線は一時運転を見合わせたということです。
この地震で長野県内の在来線がストップ。JR長野駅では自宅に帰れなくなった人たちが家族らと連絡を取っていました。
帰宅ができない利用客
「(Q.帰れなくなってしまいましたね)家族にメールを送って迎えに来てもらうか…」
帰宅ができない親子
「(Q.歩いて帰ることができる場所ですか?)帰れない。この子は良いかもしれないけど、私はちょっと無理かな…携帯が全然つながらないので、どういう状況かわからなかったので」
警察や消防によりますと、今のところ、建物の倒壊や救助要請などは入っていないということですが、引き続き、余震などに警戒が必要です。
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