
きょう未明、東京・西東京市のスナックで刺し傷のある男女が倒れているのが見つかり、女性はその場で死亡が確認されました。男性も病院に搬送されていて、警視庁は事件のいきさつを調べています。
午前2時半ごろ、西東京市東町のビルの地下1階で「スナックから水が流れてくる」と110番通報がありました。警視庁によりますと、警察官が駆けつけスナックの店舗内に入ったところ、血を流した状態の30代の女性と40代くらいの男性が倒れているのが見つかりました。
警視庁はさきほど、死亡した女性がスナックの店長・徳山智美さん(37)と発表しました。
警視庁によりますと、徳山さんは顔や首などに複数の刺し傷があり、その場で死亡が確認され、男性にも首などに刺し傷があり、意識がもうろうとした状態で病院に搬送されました。
警察官が駆けつけた際、スナックは施錠されていて、現場には血のついた果物ナイフが1本落ち、洗面台が壊れるなど、2人が争った形跡が残されていたということです。
徳山さんと男性は元夫婦とみられていて、捜査関係者によりますと、徳山さんは今月20日ごろ、警視庁に元夫からのリベンジポルノの相談をしていたということです。また、去年の春ごろにはDVに関する相談をしていたことも明らかになりました。
警視庁は男性の回復を待って事情を聴くとともに、あす現場検証を行うなど殺人事件として詳しく調べる方針です。
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