日中両政府の関係閣僚らが出席する「ハイレベル経済対話」がおよそ6年ぶりに開かれ、中国による日本産水産物の輸入再開に向けて協議を続けていくことで一致しました。
岩屋外務大臣
「本日、王毅部長との間で、日本産水産物の輸入再開に向けた関連のプロセスの進展を確認できたことは、有意義だったと思っております」
日本と中国は去年、福島第一原発から放出される処理水のモニタリング体制を拡充し、「基準に合致した水産物の輸入を再開する」ことで合意しています。
きのう東京で開催された「ハイレベル経済対話」で、岩屋外務大臣と中国の王毅外相は、追加のモニタリングを引き続き実施し、日本産水産物の輸入再開に向けて、関連の協議を推進していく方針を確認しました。
ただ、輸入再開の時期について中国側から言及はなかったとみられ、具体的な議論がどこまで進展したかは不透明です。
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