埼玉県八潮市の道路陥没事故発生から、きょうで2週間です。救助活動は難航し、周辺住民の生活にも大きな影響が出ています。
発生から2週間。現場はきょうも重機が慌ただしく稼働しています。
先月28日、道路が突然、陥没。転落したトラックの男性運転手(74)の安否はいまも分かっていません。消防は、運転席部分とみられるものが見つかった下水道管内の捜索を行うとしていますが、捜索を妨げる壁が多く、開始のめどはたっていません。
長期化する救助活動。影響は周辺住民の生活にも。
近所の住人
「不安はあります。元の状態に戻ってちゃんと生活できればいい」
「下水吸引を24時間やっているので、その音がずっと鳴り響いているので、寝るときは気になることは気になる」
陥没地点から200メートルほどの中華料理店。
洋中食堂りゅうしょうえん 池島将克さん
「客足については3割から4割ほど減少しました。道路に対する不安があるので行くのが怖いと」
事故前に比べて、売り上げはおよそ4割減少したといいます。
洋中食堂りゅうしょうえん 池島将克さん
「復興するまで時間かかると思います。今の状態、続いていけば、いろいろな意味で厳しくなっていくので、その面がいちばん心配なところ」
県によりますと、避難生活を余儀なくされている人は、きのう時点で12世帯21人。県は「救助が最優先」とする一方、「生活への影響の長期化は避けたい」としていますが、影響は今も広がり続けています。
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