国会では衆議院予算委員会で政府の予算案を項目ごとにチェックする「省庁別審査」が初めて開かれています。国会記者会館から中継です。
野党側は予算案には無駄があると指摘し、各党が重視する政策の実現に向けた財源にあてるよう求めています。
立憲民主党 馬淵澄夫 衆院議員
「(コロナ給付)事業のたびに巨額の事務費を計上するというのは予算の無駄。令和6年経済対策に基づく3万円給付、ここで確保された事務費用はいくらでしょうか」
内閣府担当者
「事務費として約374億円を計上しています」
「省庁別審査」は野党側の求めで初めて開かれているもので、府省庁を6つのグループに分け、きょうから3日間おこなわれます。
野党側は▼「年収103万円の壁」の引き上げや▼高校授業料の実質無償化▼学校給食の無償化などを求めていますが、政府・与党は財源の問題を理由に、慎重に検討する姿勢を崩していません。
野党側は“無駄をなくせば国民生活に資する予算に振り向けられる”と訴え、予算案の修正を迫っていて、予算案の年度内成立に向けた与野党の駆け引きが続いています。
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