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「法テラス」がクラウドファンディング 能登半島地震被災者の法律相談にあたる「法テラス号」運用資金に「被災した人の支えとなる必要なインフラ」

国内
2025-02-04 10:37

去年1月に発生した能登半島地震の被災者の法律相談に対応するため、日本司法支援センター=「法テラス」がクラウドファンディングで寄付を募っています。


「法テラス」では去年1月の能登半島地震直後から、被災者からの法律相談を無料で受け付けています。


去年3月からは、ワゴン車の後部座席にテーブルと椅子を設置した移動式相談車「法テラス号」を金沢市の「法テラス」石川地方事務所に配備し、毎月数回、珠洲市や輪島市などに出向く取り組みを続けています。


この「法テラス号」の運用資金に充てるため、「法テラス」では去年12月からクラウドファンディングで寄付を募っています。集まった寄付金は車両リース代やガソリン代などに充てられるということです。


石川県で被災者の相談にあたる「中島・早川・北村法律事務所」の早川潤弁護士によると、地震から1年以上が経過した今も「公費解体を行いたいが、相続人がどこにいるのかわからない」「相続人からの同意を取得できない」という相談や「住宅を修繕すべきか再建すべきか、どうしたらよいか」といった助言を求める声が寄せられているということです。


「法テラス号」の役割について、早川弁護士は「避難所や仮設住宅などに直接出向けるし、プライバシーを確保した形で話を聞くことができる。被災した人の支えとなる必要なインフラだ」と話しています。


「法テラス」によりますと、被災者からは去年12月末までに8600件を超える相談が寄せられていて、担当者は「微力ではあるが、被災された方の役に立っていると考えている。是非、力を貸してほしい」と寄付を呼びかけています。


クラウドファンディングの期限は2月14日までです。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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