
■明治安田Jリーグ2026-27 開幕戦 鹿島アントラーズ 4-3 横浜F・マリノス(7日、東京・MUFGスタジアム)
Jリーグがリーグ移行し2026-27シーズンが新たに開幕した。7日に行われた開幕戦は、前回王者の鹿島アントラーズ(鹿島)が後半アディショナルタイム(AT)に土壇場で追いつき、さらに逆転で4ー3で横浜F・マリノス(横浜FM)に勝利。連覇へ白星発進をした。鹿島と横浜FMはJリーグ発足以来、唯一J1に残り続ける2クラブ。前半7分に横浜FMの開幕スタメン最年少16歳の三井寺眞がオープニングゴールを決めた。直後に鹿島も追いつくも、再び横浜FMが得点しリード。さらに、後半、横浜FMがリードを広げた。しかし、怒涛の攻撃をしかけ後半36分からの3ゴールで大逆転に成功した鹿島がオープニングマッチを制した。
満員となった国立競技場、そして24年ぶりにゴールデンタイムの地上波で放送されるなど注目度の高い一戦となったJリーグ開幕戦。記念すべき第1ゴールは開始早々生まれた。前半7分、ハーフウェーラインでカウンターに成功した横浜FM。そのまま味方からパスを受けた近藤友喜(25)が右サイドからクロスを送り、それを開幕スタメン最年少の16歳、三井寺がゴールに押しこみ“新リーグ”第1号ゴールとなった。16歳4か月5日でのゴールは歴代最年少得点2位を記録。しかし、直後に鹿島が動いた。前半11分、フリーキックを獲得した鹿島、小川諒也(29)の左サイドからのフリーキックを昨シーズン得点王のレオセアラ(31)が左足で同点弾。振り出しに戻した。
名門返り咲きを狙う横浜FM、再び16歳三井寺が魅せた。前半18分、ロングフィードをトラップした三井寺が自身のところでボールを落ち着かせると、フィールドプレイヤー最年長35歳の天野純に通した。そのまま天野がクロスを供給し、谷村海那(28)がワンタッチで決めた。再びリードした横浜FM。鹿島も、古巣相手にヤンマテウス(27)がペナルティーエリア手前の左サイドからゴールを狙うもクロスバーに弾かれた。点差は変わらないまま前半折り返し。
”運命の後半”鹿島が反撃の狼煙あげる
リードする横浜FMは高い位置で攻める姿勢を崩さない。後半13分、再び三井寺のパスから天野、そして谷村に繋がりそのままゴール右にシュート。3-1とリードを広げた。鹿島もゴールを狙うもなかなか点を奪うことができず、流れは横浜FMに来ていた。しかし、鹿島が前回王者の意地を見せた。後半36分、ポストに弾かれたこぼれ球をすかさずレオセアラが押し込み1点差に詰め寄った。このゴールが鹿島の反撃の狼煙となった。後半ATにPKを獲得した鹿島。後半40分に途中交代したチャヴリッチ(32)がゴール右に冷静に流し同点に追いついた。さらにキャプテン柴崎岳(34)のスルーパスを再びチャヴリッチが決め逆転に成功。会場の鹿島のファン、サポーターからは大歓声が起きた。試合終了の長いホイッスルが吹かれ、王者の意地を見せた鹿島が4-3で歴史的一戦を勝利で飾った。
また、同日に行われたガンバ大阪(G大阪)対浦和レッズ(浦和)の試合は、4ー3でG大阪が勝利。この試合もG大阪が追いかける展開から怒涛のゴールで逆転勝利を収めた。
1993年に開幕したJリーグ。34シーズン目となる今年は2月から4か月間行われた特別大会「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」を経て、リーグ移行をし“世界基準”の新リーグが開幕した。Jリーグ発足以降『2月開幕、12月閉幕』だったが、今年からは『8月開幕、来年5月下旬~6月上旬閉幕』となる。また呼び名もヨーロッパに合わせ『2026-27シーズン』となり、全60チーム(J1~J3合わせて)が新たなリーグで王座を狙い激闘を繰り広げる。
※写真は、決勝弾を決めた鹿島・チャヴリッチ
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