
■第108回全国高校野球・神奈川大会 決勝 横浜 11ー1 桐光学園(26日、横浜スタジアム)
神奈川大会決勝では横浜が神奈川史上初の4季連続で甲子園出場を決めた。試合は今秋のドラフト候補に名前が挙がる織田翔希(3年)が9回1失点の完投。9回裏には自己最速タイ157kmを計測する衝撃の投球で相手打線を封じた。打線も序盤から着実に加点、12安打11得点の猛攻で桐光学園を突き放し、2年連続22度目の夏の聖地への切符を掴んだ。
エース・織田を擁する横浜は、準々決勝までの全試合をコールドで勝ち進み、準決勝では慶応を4ー0で下し決勝へ駒を進めた。迎えた決勝戦は1回表、桐光学園の先発・林晃成(3年)に対し、先頭の小野舜友(3年)が右二塁打を放つと、その後1死三塁とチャンスを迎えた。3番・池田聖摩(3年)の二ゴロの間に三塁走者の小野が生還。横浜が先制点を挙げた。
その裏、注目の織田の立ち上がりは150kmを超える直球を連発。2死から3番・周東希虎(2年)に四球を与えるも後続を打ち取り、無失点に抑えた。
2回にも打線は四球と相手失策によって2点目を挙げると、なおも2死満塁の好機から小林大雅(2年)にセンターへの2点適時打が飛び出し4ー0とリードを広げた。織田は序盤3回まで走者を背負いながらも本塁は踏ませず。
中盤に入り4回、1死から8番・江坂佳史(3年)がファーストの内野安打で出塁すると、盗塁、さらに相手のエラーで三塁へ進塁。すると1番・小野がセンターへの適時二塁打を放ち、5点目を奪った。
後半に入った6回には4回途中からマウンドに上がっている桐光学園の2人目・伊藤佑樹(1年)に対し、1死一、三塁から3番・池田の左適時打、4番・川上慧(2年)の中適時打で7ー0。5番・田島陽翔(2年)の右犠飛で8ー0とその差を大きく広げた。
8点の援護をもらった織田は6回裏、無死から連打を浴び、無死一、三塁と走者を背負うと4番・小杉山健(3年)の二ゴロ併殺打の間に1点を失った。それでも追加点は与えず最少失点でこの回を切り抜けた。
終盤に入り7回裏、織田は制球に苦しみ1死一、二塁とピンチを背負う。しかし守備陣が落ち着いて打球を処理し無失点に。8回、桐光学園の3人目・小山田尊琥(3年)に対し、1番・小野が右安打で出塁すると3番・池田がこの試合3安打目となる右適時三塁打を放ち9点目。その後相手のエラーもあり10ー1とした。
9回にも1点を加え、10点リードでマウンドに立ち続ける織田はその裏に157kmを計測する圧巻の投球で相手打線に反撃を許さず、最後まで投げ抜いた。勝利した横浜は2年連続22度目の夏の甲子園に出場、さらに県史上初の4季連続での聖地への切符を掴んだ。
※写真は横浜・織田投手
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