
■世界室内陸上 2日目 イブニングセッション(日本時間22日、ポーランド)
世界陸上の室内版、世界室内陸上の女子3000m決勝では田中希実(26、New Balance)が9分07秒77で13位に終わった。男子60mハードルでは野本周成(30、愛媛競技力本部)が準決勝で7秒49の日本新記録をマーク、決勝でも7秒49の日本タイ記録で6位となった。男子棒高跳決勝ではA.デュプランティス(26、スウェーデン)が6m25の大会新記録で優勝を果たした。
4大会連続の出場の田中、8日の名古屋ウィメンズマラソンでは初めてロードレースのペースメーカーに挑戦して、15kmを走った。田中は選手紹介で笑顔を見せると、スタートから積極的な走りで、前から3番目につけた。集団に包まれるのを避けて、600mで外側に移動すると、1200m地点で先頭集団に接触があったが、田中は位置取りを外側にしており、巻き込まれなかった。
好レース展開を見せていた田中だったが残り2周でペースが上がると、離され始めた。田中は9分07秒77で13位、25年東京世界陸上女子10000mの銀メダリスト・N.バットクレッティ(25、イタリア)が8分57秒64で優勝した。
世界室内陸上の男子60mハードル、組2着までとタイム上位2人が決勝に進出できる準決勝に野本が登場、今大会予選では7秒57の自己ベストをマークし、準決勝進出を決めた。25年9月の東京世界陸上では準決勝で3着、決勝進出に0.01秒届かなかった。去年のこの大会では準決勝で同タイム、抽選で決勝進出を逃した。世界大会での決勝進出へ、リベンジを狙った野本。
好スタートを切ると、スピードに乗った走りで7秒49の日本記録をマークして、この組3位、2021年に泉谷駿介が記録した7秒50を0.01上回った。タイムで上位2人に入り、決勝進出を果たした。
悲願の決勝進出を果たした野本、選手紹介では堂々とした表情で右手を大きく上げて歓声に応えた。リアクションタイムは0秒141と2番目のタイムでスタートを切ると、最後のハードルまでトップ争いを見せた。最後の最後でかわされてしまったが7秒49と準決勝に続いて日本タイ記録をマークして6位、最高の走りを見せてくれた。
男子棒高跳決勝では25年9月の東京世界陸上で金メダルを獲得、6m30の世界新記録更新で会場を沸かせたデュプランティス、先日行われた世界陸連(WA)コンチネンタルツアーのモンド・クラシックで6m31と自身の世界記録を更新したばかりの王者が6m25の大会新記録で優勝を果たした。
男子七種競技でS.エハマー(26、スイス)が2012年に十種競技で2大会五輪金メダル(12年ロンドン、16年リオ)のA.イートン(アメリカ)がマークした6645点を上回る6670点の世界新記録で優勝を果たした。
※写真は左から田中希実選手、野本周成選手
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