
■第98回選抜高校野球大会 第2日・第3試合 智弁学園 4ー0 花巻東 (20日 甲子園)
智弁学園(奈良)は花巻東(岩手)に完封勝利。8強入りした21年以来5年ぶりの春の甲子園での白星となった。次戦の2回戦は前回優勝の横浜(神奈川)を破った神村学園(鹿児島)と対戦する。
智弁学園は昨秋、奈良県大会を制して近畿大会に出場。近大付(大阪)、東洋大姫路(兵庫)、滋賀学園に勝利し決勝に進出した。決勝では後の明治神宮大会で準優勝した神戸国際大付(兵庫)に6対7と僅差で敗れて準優勝だった。春の甲子園は5年ぶり15回目の出場で、最高成績は16年の優勝。対する花巻東は秋の東北大会を制して、明治神宮大会では4強に入った。
先発は背番号「1」をつけるエース左腕・杉本真滉(3年)。昨秋、9試合に登板し5完投(2完封)で防御率1.13を記録した好左腕。一方の花巻東先発の左腕・萬谷堅心(3年)も50 2/3回を投げて防御率1.07を記録し、今大会屈指の好左腕による投げ合いとなった。
智弁学園は初回、先頭打者が四球で出塁したが、萬谷の前に三者連続三振で得点できず。立ち上がりの杉本も初回に先頭打者を内野安打で出塁を許し、犠打で1死二塁とされピンチを招いたが、花巻東の主軸である3番・赤間史弥(3年)、4番・古城大翔(3年)を抑えて無失点で切り抜けた。さらに続く2回も先頭打者を安打で出したものの、圧巻の三者連続空振り三振を奪って流れを呼ぶ。
すると打線は3回、先頭の8番・多井桔平(2年)が三遊間への内野安打で出塁すると、犠打で二塁へ進める。ここで1番の角谷哲人(3年)が左中間へのタイムリー二塁打を放って先制点を奪う。
援護をもらった杉本は直後の3回に死球で出した走者を得点圏まで進められたが無失点で切り抜けると、4番から始まる4回を三者凡退で退けた。
打線は5回、先頭の8番・多井がレフトへ二塁打を放つと、9番の八木颯人(3年)が三塁線への絶妙なセーフティバントを決めチャンスを拡大。続く1番の角谷のショートゴロの間に三塁走者が生還して追加点を挙げた。
杉本は5回に、味方の失策で先頭打者の出塁を許したが、後続を抑えると、6回も走者を出しながらも本塁は踏ませずスコアボードに0を刻み続ける。
7回の攻撃では相手の失策を見逃さず、1番・角谷がライトへのタイムリー三塁打を放って3対0とすると、クリーンナップから始まる8回には連打と四球で無死満塁とし、6番・細川凜人(2年)が押し出し四球を選んで大きな4点目を奪った。
杉本は7回、8回と走者を出しながらもホームは踏ませぬ粘りの投球をみせると、9回のマウンドにも上がりリードを守り切って試合終了。杉本は9回を投げて129球、3安打、3四死球、7奪三振で今大会2人目の完封勝利を挙げた。
・「インフルにかかる人・かからない人の違いは?」「医師はどう予防?」インフルエンザの疑問を専門家に聞く【ひるおび】
・【裁判詳細】女子大生2人焼死事故 両親「怒りでどうにかなってしまいそう」「遺体と対面し本当の絶望を知った」追突トラック運転の男「ぼーっとしていた」起訴内容認める 山口
・「あんな微罪で死ぬことはないだろう…」逮捕直前にホテルで命を絶った新井将敬 衆院議員「この場に帰って来れないかもしれないけども、最後の言葉に嘘はありませんから」【平成事件史の舞台裏(28)】
