
バドミントンの日本一を決める『全日本総合選手権』各種目の決勝が30日に行われた。女子シングルスでは今夏に行われた世界選手権で優勝した山口茜(28、再春館製薬所)が前回覇者の宮崎友花(19、ACT SAIKYO)にゲームカウント2ー1(21ー14、21ー23、21ー1)で勝利し、3年ぶり5度目の優勝を果たした。
9月19日開幕 アジア大会(愛知・名古屋)41競技、460種目が実施、53競技会場 32年ぶりの日本開催
第1ゲーム、出だしから連覇を狙う宮崎がリードしたが、徐々に山口が対応。主導権を握ると8連続得点で逆転し、11ー8でインターバルを迎えた。その後はミスを誘うプレーで第1ゲームを先取。
第2ゲームはリードしながらも、相手の大きくゆっくりなラリーに苦戦。逆転を許し最終第3ゲームへ。山口はジャンピングスマッシュなどで応戦。日本最強の称号をかけた、意地と意地のぶつかり合いは接戦も、時折笑顔を見せる山口。最後は72分の激戦を山口が制し21ー13で勝利した。
勝った山口は「疲れだったり、負けられないっていうプレッシャーだったりも自分で全部楽しい気持ちで飲み込んでやろうっていう気持ちで『楽しんでる方が絶対強い』って思って最後は楽しくやれたのかなと思います」と振り返った。
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