■全⽇本ショートトラックスピードスケート選⼿権（14日、東京辰巳アイスアリーナ）

【競技日程一覧】ミラノ・コルティナ冬季五輪まで100日　開会式は2月6日にミラノで開催、前回大会は金メダル3個

ショートトラック、ミラノ・コルティナ五輪の日本代表選手（計9名）が発表された。宮⽥将吾 （22、⽇本通運）らすでに代表入りを確実としていた男女各3名に加え、男子の最後の1枠は岩佐暖（29、きらぼし銀⾏）、女子の残り2枠は渡邉碧（26、トヨタ自動車）と長森遥南（23、アンリ・シャルパンティエ）が選ばれた。

今大会は女子では長森遥南が18大会ぶりとなる500m、1000m、1500mの3冠の快挙を達成。最終選考会で猛アピールし、見事逆転で初の五輪切符を手にした。

岩佐は前日の1500mの決勝で1着フィニッシュも、他選手のペナルティで異例の再レースとなり、優勝を逃がしていたが、他選考対象大会などの結果により、悲願を達成。大会終了後のセレモニーで岩佐は「初めてのオリンピックとなりますが、選ばれなかった選手たちの分もしっかり背負って、誇りとプライドを持って戦っていきたい」と決意を語った。

女子は5人全員が初出場。この日は会場の客席で、観客がいる中で五輪代表選手が発表された。今大会で大活躍の長森は5枠の5人目で名前を呼ばれ、会場は大歓声が響き渡った。セレモニーの挨拶では「ここに立っている実感があまりなくて、嬉しい気持ちといろいろ複雑な思いがあるので、精一杯頑張りますので応援よろしくお願いいたします」と声を絞り出し、会場から温かい拍手が送られた。

■ミラノ・コルティナ五輪　日本代表選手一覧
【男子】
宮⽥将吾 （22、⽇本通運）
吉永⼀貴 （26、トヨタ⾃動⾞）
渡邊啓太 （33、阪南⼤学）
岩佐暖（29、きらぼし銀⾏）

【女子】
中島未莉 （22、トヨタ⾃動⾞）
⾦井莉佳 （20、⽇本⼤学）
平井亜実 （28、トヨタ⾃動⾞）
渡邉碧（26、トヨタ自動車）
長森遥南（23、アンリ・シャルパンティエ）

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