
東京世界陸上3日目(15日)、男子棒高跳の決勝でA.デュプランティス(25、スウェーデン)が“人類初”6m30の世界新記録を達成。その歴史的快挙の前に日本の大スターの“物まね”で会場を沸かせていた。
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ギリシャのカラリス(25)との金メダル争い中、6m10をクリアしたデュプランティスは、客席に向かって元マリナーズのイチローの打席に入るポーズを披露。男子100mのN.ライルズ(28、アメリカ)が予選で“かめはめ波”ポーズをみせるなど、連日のパフォーマンスに国立競技場は盛り上がりをみせた。デュプランティスは金メダルが確定しその後、6m30の世界新を3回目の挑戦で達成。
偉業を成し遂げたデュプランティスはインタビューで「すべて東京、日本での生活っていうのが最高に合ったんだ。食べ物、環境もすべてが自分のプラスになった。だから世界記録を出せたんだ」と東京での時間がプラスになったと喜びをかみしめた。
さらに「(6m10を跳んだ時に)誰の動きをしたか知ってる?見てた?イチローさんのポーズしたんだよ」と国立での決勝を存分に楽しんだようだ。
今大会に向けては、来日してから福岡ソフトバンク戦を観戦するなど、野球好きのデュプランティス。ドジャースの大谷翔平(31)のファンであることも公言し、以前の取材では親友が大のイチローファンであるということを明かした。デュプランティス本人も「イチローが(メジャー通算)3000安打を達成した時の試合に僕はいたんだよ」と話し、メジャーの大記録を目の当たりにした“鳥人”が、自身の挑戦を前にイチローのパフォーマンスで気合いを入れていたようだ。
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