
■第107回全国高等学校野球選手権大会 第4日1回戦・横浜 5ー0 敦賀気比(8日、阪神甲子園球場)
横浜(神奈川)が敦賀気比(福井)に勝利し、2回戦進出を決めた。3年ぶりの夏の舞台でまずは1勝を掴んだ横浜。昨秋の明治神宮大会、今春のセンバツ制覇に続き3季連続の日本一へ、そして松坂大輔を擁し春夏連覇を成し遂げた1998年以来27年ぶりの快挙へ向け好発進となった。
試合は初回に横浜が先制すると2回には織田翔希(2年)、奥村凌大(3年)の連続適時打で4点のリードを奪う。降雨で試合は一時中断となったが4回にも1点を加え5ー0とした。投げては先発した織田が9回完封で締めくくった。
先発・織田の立ち上がりは先頭の岡部飛雄馬(3年)に左安打を放たれいきなり出塁を許した。その後、得点圏に走者を背負ったがサードを守る為永皓(3年)の好守もあり無失点に凌いだ。
その裏、打線は敦賀気比の先発・岡部に対し先頭の奥村凌が四球で出塁。続く2番・為永がライトへの二塁打を放ち、無死二、三塁の好機を作ると3番・阿部葉太(3年)の一ゴロの間に先制点を挙げた。さらに4番・奥村頼人(3年)の中犠飛で2点目を奪った。
2回には2死走者無しから8番・駒橋優樹(3年)が中安打を放つと続く9番・織田に右中間を破る適時三塁打が飛び出し3ー0。1番・奥村凌のセンターへの適時打で4ー0とリードを広げた。
4回裏途中、降雨で試合は約1時間ほど中断したが、再開後の1死二、三塁から2番・為永がレフトへの適時打を放ち5点目を加えた。5回、雨の影響を受けたグラウンド状況に苦戦した織田は1死満塁のピンチを迎えた。しかしレフトを守る奥村頼が好返球でタッチアップを阻止し、この回も無失点に抑えた。
6回以降もマウンド上の織田が敦賀気比打線を抑え込む力投で9回まで投げ切り、甲子園初完封。勝利した横浜は27年ぶりの春夏連覇へ2回戦進出を決めた。
※写真は横浜・織田翔希投手
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