
■大同生命SV.LEAGUE チャンピオンシップ 準々決勝 第2戦(19日、川崎市とどろきアリーナ)
SVリーグ初代女王、そしてリーグ3連覇がかかるNECレッドロケッツ川崎(レギュラーシーズン2位)が東レアローズ滋賀(同7位)にセットカウント3ー2(25ー21、25ー12、15ー25、17ー25、15ー7)で勝利し準決勝進出を決めた。
レギュラーシーズン(RS)上位8位までが出場し、2戦先勝方式のトーナメントを実施する準々決勝。昨年10月のRS第2節で両チームは直接対決しており、NEC川崎が2戦2勝としている。前日の第1戦ではセットカウント3ー0(25ー15、25ー19、25ー19)のストレートで東レ滋賀を下し先勝。
準決勝進出へ王手をかけて迎えた2戦目、第1セットはロレイナ・メアリーズ・ダ・ シルバ(25)が3枚のブロックを破るアタックを放つなどリードを奪った。パリオリンピック™後に引退した古賀紗理那(28)の背番号「2」を継承した佐藤淑乃(23)も攻めのサーブ、山田二千華(25)とのブロックで得点を重ねた。終盤21ー21と追いつかれるもロレイナが6本目のアタックを決め切り再びリード。そのままこのセットを25ー21で先制した。
第2セットは序盤からロレイナのアタックなどで6連続ポイントを奪う猛攻。主導権を握ると島村春世(33)も相手を乱すアタックを決め流れを渡さず。最後は佐藤のブロックでポイント奪い25ー12の大差で連取した。
準決勝進出まであと1セットとで迎えた第3セットはリードを許す苦しい展開。8点ビハインドから山田のアタック、和田由紀子(23)のサービスエースで連続ポイントを挙げるも反撃及ばず。このセットを落としセットカウント2ー1とした。
第4セットも東レ滋賀の勢いを止められず、逆転を許し17ー25。2セット連続で落としフルセットにもつれ込んだ第5セット、島村のブロックポイントで先制するとロレイナが連続ポイントを奪いリードした。8ー3でコートチェンジをした直後、今季限りで引退を表明している山内美咲(30)がサービスエースで得点。勢いに乗ったNEC川崎はポイントを重ね、最後は佐藤がこの日チーム最多となる22点目で試合を決めた。フルセットの激闘を制したNEC川崎が準決勝進出を決めた。
NEC川崎はRS30勝14敗。ルーキーの佐藤がチーム最多かつリーグ3位の895得点を挙げる活躍を見せるなど2位通過としていた。
この日女子は他会場で準々決勝2試合が行われた。初戦となった大阪マーヴェラス(RS1位)がAstemoリヴァーレ茨城にセットカウント3ー0で勝利。前日に勝利したデンソーエアリービーズは埼玉上尾メディックスに2連勝で準決勝進出を決めた。
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