カーリングでオリンピック™2大会連続メダルを獲得しているロコ・ソラーレが16日、都内でファンミーティングを行い、平日の夜にも関わらず駆け付けた180人のファンと約1時間半に渡り笑顔で交流。

【写真を見る】ロコ・ソラーレ「アイドルになった気分」”5分で即完売"ファン感謝イベント『お気遣いなく!』で五輪3大会連続出場へ

普段の試合とは違い和やかな会場の雰囲気にスキップ藤澤五月（33）は「私は何でもない一般人なんですけど、今日はアイドルになった気分になれました」と語り、充実した時間を過ごした。

5分で即完売のファン感謝イベント

チケットはわずか5分で完売。これまで活動拠点である北海道北見市で行われていたファンミーティングだが、今回は4人の希望で急きょ首都圏でのイベントが実現した。

ロコ・ソラーレはカナダでのシーズン最終戦を終え、帰国したばかり。セカンド鈴木夕湖（33）は「今、絶賛 時差ボケ中です」と語りながらも、猫のような小道具を仕込んでファンの前に登場するなど会場を盛り上げた。

チームマネージメントは『お気遣いなく』が大事

質問コーナーでは“チームマネージメントの上手なやり方"について聞かれると、藤澤は『お気遣いなく』という気持ちが大事だと答えた。実は、この言葉は最近のチームミーティングで掲げたチームのテーマで、その意味についてサード吉田知那美（33）は「今までは相手のことを思いやるからこそ、行動や発言をする前に相手の答えを妄想して諦めることがあった。本当に達成したいこと、叶えたい目標があるなら『お気遣いなく伝えること』が必要。結成10年目にしてやりなおそう。互いに思いやっているのは分かりきっているからこそ、その一歩先のコミュニケーションを目指そう」と五輪3大会連続に向けて4人で話し合ったという。

9月の日本代表決定戦への決意

180人のファンからの激励を受け、9月に行われるミラノ・コルティナ五輪の日本代表決定戦に挑むロコ・ソラーレ。最後にファンの前で決意を語った。

吉田知那美:
私たちはこれまでも掲げた目標は達成してきた。来シーズンの目標はこのメンバーで五輪に戻って、1個獲り損ねている金メダルを獲ってくるという目標を立てたら達成できるんじゃないかと勝手に思っている。それに見合う努力をしっかりとやっていきたい。

藤澤五月:
私は5歳からカーリングをやっているんですけど、最初はカーリングが好きで五輪に行きたくて競技を始めて、家族や周りの人が応援してくれて、続けていたら全国の皆さんや世界中から私たちを応援して下さっている人がいることを改めて実感してウルっときました。私は幸せなんだなと思いました。五輪が私たちの心の中に強くある中で、9月の日本代表決定戦でその思いを皆さんにしっかり見てもらえるように頑張りたい。

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