
日本陸上競技連盟は16日、9月13日~21日に開催される東京2025世界陸上の競歩の日本代表選手9枠を発表した。
2月に行われた日本選手権の男子20kmを世界新記録で優勝した山西利和(29、愛知製鋼)、同女子20㎞を日本新記録で優勝の藤井菜々子(25、エディオン)、昨年10月の全日本競歩を世界新(当時)で優勝した男子35㎞の川野将虎(26、旭化成)、3月の日本選手権を制した勝木隼人(34、自衛隊体育学校)のすでに内定していた4人と、20kmと35kmの両種目に丸尾知司(33、愛知製鋼)、6度目の代表の岡田久美子(33、富士通)らが選出された。
丸尾は2月に行われた日本選手権20㎞競歩で山西利和(29、愛知製鋼)に次いで1時間17分24秒の2位とこれまでの自己記録の1時間19分06秒を大きく更新した。これまで50㎞では東京オリンピック™、世界陸上ロンドン、35㎞では世界陸上ブダペストで出場したが、20㎞では初の代表を手にした。
岡田は日本選手権20㎞競歩で藤井に次いで1時間28分17秒で2位、世界陸連の参加標準記録を突破し、6度目の代表となった。
女子20km競歩、女子35km競歩については参加標準記録有効期間終了後に追加で日本代表が決定する可能性がある。
【競歩代表一覧】
■男子20km
山西利和(29、愛知製鋼)
丸尾知司(33、愛知製鋼)
吉川絢斗(23、サンベルクス)
■男子35km競歩
川野将虎(26、旭化成)
勝木隼人(34、自衛隊体育学校)
丸尾知司(33、愛知製鋼)
■女子20km競歩
藤井菜々子(25、エディオン)
岡田久美子(33、富士通)
■女子35km競歩
梅野倖子(22、LOCOK)
■補欠登録競技者
男子20km競歩:古賀友太(25、大塚製薬)
男子35km競歩:髙橋和生(28、ADワークスグループ)
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