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【バレー】石川祐希、初の3位に王手!両軍最多18得点でストレート勝ちに貢献

スポーツ
2024-04-25 07:09
得点を喜ぶミラノの石川祐希(C)セリエA

<バレーボール:イタリアリーグ・セリエA1部>◇プレーオフ3位決定戦◇24日(日本時間25日)

3戦先勝方式のプレーオフ3位決定戦第3戦が行われ、レギュラーシーズン6位のミラノに所属する日本代表主将の石川祐希(28)が、クラブ&自身ともに初めてとなる3位に王手を懸けた。

敵地で同1位のトレンティーノにストレート勝ち(25-22、25-23、25-14)。過去2戦はともにプレー時間2時間を超えるフルセットの熱戦となっていたが、この日はわずか1時間19分で快勝を収めた。2連勝で通算成績は2勝1敗。ホームのミラノ・アリアンツクラウドでの3位決定が現実味を帯びてきた。

石川は、この日も絶好調だった。第1セット(S)。先制点こそ奪われながらも、技ありのブロックアウトですかさず同点に追い付くと、その後も多彩なスパイクを決めて主導権を握った。後半に4連続失点で追いつかれたものの、ここでも自らのアタックで流れを引き戻す。セットポイントではレフトからストレートに打ち抜き、セットカウント先取に成功した。続く第2Sは序盤からビハインドを背負う展開となったが、21-21から石川がバックアタックを決めて勝ち越すと、再びセットポイントからの正確な一打で連取。勢いそのままに、一気に第3Sも奪取し、勝負を決めた。

石川は全セットでスタメン出場し、両チームトップの18得点。アタック決定率は60パーセント超をマークした。勝利を引き寄せる大活躍で、この日のMVPを獲得。試合後は流ちょうなイタリア語でインタビューに応じた。

次戦は27日(同28日)に行われる。昨季、ミラノはチーム初の4強入りを達成。大黒柱の日本人エースが、2年連続の“初”へ導く。

情報提供元:日刊スポーツ

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