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鎧塚俊彦氏、妻・川島なお美さんの“忘れられない言葉”明かす 15年前…アメリカで大ピンチ→まさかの展開に

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2026-11-04 17:46
鎧塚俊彦氏、妻・川島なお美さんの“忘れられない言葉”明かす 15年前…アメリカで大ピンチ→まさかの展開に
パティシエの鎧塚俊彦氏 (C)ORICON NewS inc.
 パティシエの鎧塚俊彦氏が1日、自身のインスタグラムを更新。2015年9月24日に胆管がんのために亡くなった、妻で俳優・川島なお美さん(享年54)との2ショット写真を添えて、生前の思い出を振り返った。

【写真】ツーショットで…鎧塚俊彦氏、妻・川島なお美さんの“忘れられない言葉”明かす

 鎧塚氏は「先日「日本では忘れ物が戻ってくる。本当に素晴らしい国だ」と書きましたが、実は海外でも、生涯忘れることのできない心温まる出来事がありました。今から15年ほど前、女房と二人で訪れたアメリカ・ロサンゼルスでのことです。楽しかった旅もいよいよ最後の夜。二人でレストランで食事を楽しみ、少しほろ酔い気分でタクシーに乗り、ホテルへと戻りました。ところが、部屋に入った瞬間、私は血の気が引きました。「鞄がない!!」。なんと、パスポート、財布、カードケースなど、大切なものがすべて入った鞄をタクシーに置き忘れてしまったのです。しかも料金は現金で支払っており、タクシーを特定できるものは何一つありません。翌朝には日本へ帰国する予定。「もう帰れないかもしれない……」。楽しかった旅の思い出が、一瞬にして絶望へと変わりました」と回顧。

 続けて「その時です。突然、部屋の電話が鳴りました。女房が受話器を取ると、「Are you Mr. Yoroizuka?」。隣で固唾をのんで聞き耳を立てる私。なんと、私たちがホテルで降りた直後、そのタクシーに乗った方が鞄を発見。中のパスポートから私の名前を確認し、ホテルに連絡してくださったのです。しかも、その方はタクシーを止めてわざわざ道端で待っていてくださるとのこと。私は大急ぎで別のタクシーを拾い、教えられた住所へと向かいました。見知らぬ土地で、少しの不安と大きな期待を胸に走ること約10分。そこには、笑顔で私の鞄を振っているアメリカ人のカップルの姿がありました。その光景を目にした瞬間の安堵と感動は、今でも鮮明に覚えています。拙い英語で、ありったけの感謝の言葉を何度も繰り返し、最後は思わずお二人とハグ。ホテルへ戻ると、女房とも歓喜のハグを交わしました」と記した。

 その上で「すると女房が一言。「あなた、ちゃんとお礼した?」「うん!頑張って何度もお礼を言った!」「そうじゃなくて、幾らかお礼をお渡しした?」「…………」ガーーーン!!そうなのです。あまりの嬉しさと動転で、そこまで気が回らなかったのです。チップ文化のアメリカであれほど親切にしていただいたのに、感謝の気持ちをちゃんと形にしてお返しすることができなかった。そのことが、今でも心残りです」と帰国後、女房はインターネットを使ってあのカップルを探してくれましたが、残念ながら再会することは叶いませんでした」と顛末を伝えた。

 最後に「そして、もう一つ。あの夜、無事に鞄を取り戻し、ホテルで女房と抱き合って喜んだ時、彼女が私に言ってくれた忘れる事が出来ない言葉があります。「いい?あなたは人一倍の強い運を持っているの。でもね、そのせっかくの運を、こんなことに使っちゃいけないの。もっと大きなことに、その運を生かさなければいけないのよ」。あれから約15年。私は女房が言ってくれたように、自分の運をちゃんと生かす生き方ができているかな?いつか胸を張って「できているよ!」と言えるように、もう少し頑張ってみます。そして、女房とロサンゼルスで出会ったあのお二人へ。本当に、本当にありがとうございました」と締めくくった。

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