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2026-10-02 00:00
漫画『逃げ上手の若君』(作者:松井優征)の最終コミックス27巻が、10月2日に発売された。これを記念して、松井氏が入手した3種の古文書の撮影画像を『逃げ上手の若君』公式サイトの特設ページに掲載され、饗庭命鶴丸書状の内容を全6ページで描きおろし漫画化し、特設ページにて公開された。
【画像】『逃げ上手の若君』コミックス27巻に収録された読切ページ
『逃げ上手の若君』は、「週刊少年ジャンプ」2021年8号(同年1月25日発売)から2026年12号(2月16日発売)まで連載された作品。鎌倉と室町の歴史の狭間で、誰にも物語られたことのない逃げる英雄がいた。その名は北条時行。足利高氏によって鎌倉幕府を打倒され、家族も地位も失った少年の、地の果てまで逃げ延び復讐を描いたストーリー。テレビアニメ第2期も放送されている。
第27巻では、日本の未来を懸け、尊氏と互いの命を巡る問答に臨む時行。長き因縁の決着迫る中、時行が仕掛ける最後の大勝負とは!? 戦乱の時代に武士の取柄を何も持たない少年は、逃げ、生き、挑み続けた先に何を遺したのか。歴史に埋もれた英雄・北条時行の短くも鮮烈な生涯を描いた物語が描かれている。
特別読切『逃げ上手の若君 PRESENT DAY』は、本編の完結後「週刊少年ジャンプ」2026年32号(7月6日発売)に掲載された特別読切で、もし時行たちが現代に生まれたらどうなるのかを描いた物語になっている。
さらに最終巻発売を記念して、2本のスペシャル動画をジャンプ公式YouTubeチャンネル「ジャンプチャンネル」にて公開。松井氏が東京大学史料編纂所の木下竜馬氏からの声がけによって、2026年春に『逃げ上手の若君』ゆかりの3種の古文書を入手。これら古文書について、木下氏の解説を交え、二人が対談する動画を見ることができる。
もう一つは、主人公・時行の生涯を振り返る『逃げ上手の若君』完結記念動画で、作品を通して描かれた時行の一生を動画で振り返る。
【3種の古文書について】
・日根文書(ひねもんじょ)
和泉国日根郡日根荘(現在の大阪府泉佐野市の大部分)の武士、日根(日根野とも)氏の家に伝わった古文書。鎌倉時代から江戸時代までの古文書80点ほどで構成されるが、特に南北朝時代のものが充実しており、和泉地域の南北朝内乱を知るための貴重な資料である。1888(明治21)年に修史局(東京大学史料編纂所の前身)が調査・影写(透き写しによる複製)を行ったのち、原本の所在は不明となっていたが、このたびおよそ140年ぶりに再発見された。散逸せず、明治期以前からのまとまりを保っており、重要文化財級の価値があると考えられる。足利直義や高師直、楠木正成など「逃げ若」にも登場する武将に関する文書がある。
・足利尊氏下文(あしかがたかうじくだしぶみ)
足利尊氏から下された、武士に恩賞を与える旨の命令書。新発見の文書。
・饗庭命鶴丸書状(あえばみょうづるまるしょじょう)
尊氏軍の上洛について工作しているが、うまくいっていないことを知らせる、文和2年(1353)5月12日に京都の三宝院賢俊(尊氏の信頼厚い高僧)にあてて出した長文の書状。この時期の、命鶴丸の目からみた関東の軍事情勢や尊氏軍の内情など、きわめて貴重な内容が記される。なお、この書状が書かれたわずか8日後に北条時行は鎌倉で処刑されるため、その直前の鎌倉の雰囲気を伝える。こちらも新発見文書で、命鶴丸の花押もはじめて判明した。
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【画像】『逃げ上手の若君』コミックス27巻に収録された読切ページ
『逃げ上手の若君』は、「週刊少年ジャンプ」2021年8号(同年1月25日発売)から2026年12号(2月16日発売)まで連載された作品。鎌倉と室町の歴史の狭間で、誰にも物語られたことのない逃げる英雄がいた。その名は北条時行。足利高氏によって鎌倉幕府を打倒され、家族も地位も失った少年の、地の果てまで逃げ延び復讐を描いたストーリー。テレビアニメ第2期も放送されている。
第27巻では、日本の未来を懸け、尊氏と互いの命を巡る問答に臨む時行。長き因縁の決着迫る中、時行が仕掛ける最後の大勝負とは!? 戦乱の時代に武士の取柄を何も持たない少年は、逃げ、生き、挑み続けた先に何を遺したのか。歴史に埋もれた英雄・北条時行の短くも鮮烈な生涯を描いた物語が描かれている。
特別読切『逃げ上手の若君 PRESENT DAY』は、本編の完結後「週刊少年ジャンプ」2026年32号(7月6日発売)に掲載された特別読切で、もし時行たちが現代に生まれたらどうなるのかを描いた物語になっている。
さらに最終巻発売を記念して、2本のスペシャル動画をジャンプ公式YouTubeチャンネル「ジャンプチャンネル」にて公開。松井氏が東京大学史料編纂所の木下竜馬氏からの声がけによって、2026年春に『逃げ上手の若君』ゆかりの3種の古文書を入手。これら古文書について、木下氏の解説を交え、二人が対談する動画を見ることができる。
もう一つは、主人公・時行の生涯を振り返る『逃げ上手の若君』完結記念動画で、作品を通して描かれた時行の一生を動画で振り返る。
【3種の古文書について】
・日根文書(ひねもんじょ)
和泉国日根郡日根荘(現在の大阪府泉佐野市の大部分)の武士、日根(日根野とも)氏の家に伝わった古文書。鎌倉時代から江戸時代までの古文書80点ほどで構成されるが、特に南北朝時代のものが充実しており、和泉地域の南北朝内乱を知るための貴重な資料である。1888(明治21)年に修史局(東京大学史料編纂所の前身)が調査・影写(透き写しによる複製)を行ったのち、原本の所在は不明となっていたが、このたびおよそ140年ぶりに再発見された。散逸せず、明治期以前からのまとまりを保っており、重要文化財級の価値があると考えられる。足利直義や高師直、楠木正成など「逃げ若」にも登場する武将に関する文書がある。
・足利尊氏下文(あしかがたかうじくだしぶみ)
足利尊氏から下された、武士に恩賞を与える旨の命令書。新発見の文書。
・饗庭命鶴丸書状(あえばみょうづるまるしょじょう)
尊氏軍の上洛について工作しているが、うまくいっていないことを知らせる、文和2年(1353)5月12日に京都の三宝院賢俊(尊氏の信頼厚い高僧)にあてて出した長文の書状。この時期の、命鶴丸の目からみた関東の軍事情勢や尊氏軍の内情など、きわめて貴重な内容が記される。なお、この書状が書かれたわずか8日後に北条時行は鎌倉で処刑されるため、その直前の鎌倉の雰囲気を伝える。こちらも新発見文書で、命鶴丸の花押もはじめて判明した。
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