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『ブラッサム』石橋静河、朝ドラ主演の“多忙さ”に驚きも「財産です」

エンタメ
2026-09-26 07:00
『ブラッサム』石橋静河、朝ドラ主演の“多忙さ”に驚きも「財産です」
石橋静河
 連続テレビ小説『ブラッサム』(28日スタート、月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)で主人公・葉野珠を演じる石橋静河がインタビューに応じ、長期間に及ぶ撮影を通して感じていることや、役作りについて語った。

【写真あり】『ブラッサム』人物紹介図を公開!豪華キャストが集結

 『ブラッサム』は、明治・大正・昭和を駆け抜けた作家・宇野千代をモデルに、自由を求め続けた珠の生涯を描く物語。明治30年(1897年)に山口・岩国で生まれた珠は、2歳で実母を亡くし、父と継母のもとで育つ。女学校卒業後、代用教員として働くも解雇され、故郷を離れて上京。小説の懸賞応募をきっかけに作家への道を切り開くが、関東大震災や戦争、結婚と離婚、倒産、借金など激動の時代に翻弄されながらも筆を執り続け、小説家として花を咲かせていく。

 石橋にとっては『半分、青い。』以来、8年ぶりの朝ドラ出演。今回は物語の最初から最後まで登場する主人公役を担う。「『半分、青い。』に出演させていただいた時は、ドラマっていうものに全然まだ慣れていない時で、ただただ撮影についていくのが必死で、あっという間に終わってしまった記憶があります」と振り返る。

 座長として現場に立つ上では、新しく参加するキャストがリラックスして力を発揮できる空気を作ることを意識しているという。「なるべく、新しく入ってきた方がリラックスして、撮影に臨める空気にしたいなと思いながらやっております」と明かした。

 石橋が演じる珠は、好奇心旺盛で行動力のある人物。「何かこうしてみたいって思うと、もうその次の瞬間にはその行動に移っている人」と表現し、「まだまだ今も女性が完全に自由に生きられる時代ではないけれども、このまたさらに100年前の、もっともっと女性がいろんな役割を、虐げられていたり、自由が全然なかった時代にそれをしていたというのは、とてもたくましい」と魅力を語る。

 モデルとなった宇野千代についても、撮影前に山口・岩国を訪れ、宇野千代生家を見学。ボランティアから宇野が過ごした場所について話を聞いたほか、エッセイや小説も読み込んだ。「本当に宇野千代さんは、知れば知るほど、もう語り尽くせない魅力に溢れている方」とし、「時代を超えたお友達ができたような、そんな気持ちでいます」と笑顔を見せた。

 宇野の生き方で特に尊敬するのは、自分の人生を自分で選び取っていった姿勢。「自分がこれをしたいっていうことを選び続けてきた人、それがとても難しい時代にそれをし続けた人っていうところが、やっぱりとても私は尊敬する部分」と話す。珠を通して「自由がなかったからこそ、それを獲得していった強さ」を伝えたいと意気込む。

 朝ドラ主演としての日々には、想像以上の撮影量という大変さもある。「大変だなと思うところは圧倒的な撮影量。本当に大変」と率直に吐露。一方で、次々と異なるシーンに向き合う環境だからこそ学べることも多いといい、「とにかく本当に自分が日々、たくましくなっていっているのを感じています」と実感を語った。

 モチベーションを高める際には、宇野のエッセイを読むという。「とても明るい気持ちになれる」といい、宇野自身が人生を楽しむ姿から「私ももっと行ける。もっと頑張れるって思えます」と力をもらっている。

 長期間にわたって1つの役と向き合う経験については「もう財産です」と即答。「洗濯をしている時とか、何か縫い物をしている時間とか、本当、ふとした瞬間、家への帰り道を歩いていて、その時どういう気持ちでお家の中に入るんだろうとか」と、人生の何気ない瞬間まで描けることに魅力を感じているという。「そういう部分まで演じられるっていうのは、とても贅沢だなと感じます」と話した。

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