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【市川中車】スーパー歌舞伎「もののけ姫」への覚悟 亡き父・猿翁の遺志を継ぎ「伝説にしないといけない」

エンタメ
2026-06-05 15:20

スーパー歌舞伎『もののけ姫』の製作発表記者会見が行われ、歌舞伎俳優の市川團子さん、中村壱太郎さん、市川中車さん、株式会社スタジオジブリの鈴木敏夫さん、演出の横内謙介さんらが登場しました。


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2代目市川猿翁さんが1986年に立ち上げ、歌舞伎の伝統と現代的なスペクタクルを融合しダイナミックな演出で観客を魅了してきた「スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』」。初演から40周年を迎えた2026年、スタジオジブリの不朽の名作「もののけ姫」がスーパー歌舞伎となって新たな歴史を刻み、アシタカ役を市川團子さん、サン役を中村壱太郎さん、乙事主役を市川中車さんが新作公演に挑みます。

 


呪いをかけられた少年・アシタカ役の團子さんは〝「スーパー歌舞伎」というものは、私の祖父(市川猿翁)が現代の人にも歌舞伎の魅力を伝えたいという精神のもと、命がけで創始したものでございます。今回は祖父がいない状態での初めてのスーパー歌舞伎の新作でございます。そして「もののけ姫」はジブリの代表作でもある魅力的な作品。二つの大きな冠の中で歌舞伎として上演するのに怖さもある。どうにかいい舞台となって多くの方に感動していただき明日を生きる活力になってもらえるように舞台に向かっていきたい〟と主演を演じる上での覚悟を語りました。

 




壱太郎さんは、多くの報道陣が集まった会見に〝僕の人生で一番大きな歌舞伎の記者会見になってます〟と笑顔。タイトルロールでもある「もののけ姫」サンを演じることに〝使命感もまといながら、この役を務めたいと思っております。サンというのは一言で表せないと思うんですが、少女と獣を掛け合わせた歌舞伎の女形になるんじゃないかなと思っております〟と独自の解釈を明かしました。

 




猪神一族の最長老・乙事主を演じる中車さんは〝父のスーパー歌舞伎が最後に上演されたのは2003年。年が明けて、2004年の1月に團子が生まれて、父が病に倒れたのは2003年の終りから2004年の1月。「ヤマトタケル」を團子が主演したのが、父が亡くなった明くる年でございます。すべてが流れが符合しております〟と万感の思いを口にすると〝もののけ姫がスーパー歌舞伎として漕ぎ出していくことに意味があると思います。「父だったらどう動くか」と思い、この気持ちを澤瀉屋全体で感じ、前に進んでいくことが今回の骨子だと思います〟と語りました。

 




また、今回の会見が行われた八芳園は中車さんにとって思い出深い場所だといい、中車さんは〝2011年に襲名について話して、父に「中車になりたい」と話していたのが八芳園の隣のマンションだった。駐車場が近くになくて車を停めるのに四苦八苦した〟と報道陣を笑わせつつ〝父が会見に来てくれてると感じています。父の遺志を継いで公演を伝説にしないといけないと思っています〟と身を引き締めました。

 





【担当:芸能情報ステーション】


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