エンタメ
2026-06-04 05:00
俳優・山崎育三郎が、日本テレビ系『24時間テレビ49-愛は地球を救う-』(8月29日・30日)のチャリティーパートナーを務めることが4日、発表された。24時間体制で医療的ケアが必要な子どもたちと向き合う。
【番組カット】医療ケア児の弘一郎くんを囲む山崎育三郎&ご家族
山崎が向き合う“医療的ケア児”とは、新生児集中治療室等を退院した後も、人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養等の24時間の医療的ケアが日常的に必要な子どもたちのこと。人数は、全国に推計2万1126人であり、約20年間で倍増している(出典:こども家庭庁)。2021年に「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が施行され、自治体などからの支援は責務と位置付けられたが、社会からの理解はまだ十分ではないといわれている。
全国に2万人以上いる、“24時間体制で医療的ケアが必要”な子どもたち。しかし、その姿を見かける機会はなかなかない。「この子が生きているということを知ってほしい」 という切実な思いを抱える家族を、自身も10代で在宅介護経験を持つ山崎が取材する。
5月下旬、山崎は医療的ケア児の兄弟である、双子の山下順一朗さんと宗一郎さんの自宅へ。2人は、双子のピアノデュオ「兄ーズ」として活動している。国際音楽コンクールの連弾部門で優勝する実力を持ち、2年前には音楽の殿堂、ニューヨークのカーネギーホールで公演を行うなど、いま注目の双子ピアニストである。
そんな2人には、9歳下の医療的ケア児の弟・弘一郎くんがいる。弘一郎くんは、生後すぐに自分で呼吸することができず、その後、大田原症候群という難病の難治性てんかんと診断された。寝たきりで人工呼吸器を装着し、移動も難しく24時間体制で医療的ケアが必要である。2人は、弟と暮らす中で、同じような子どもたちが生演奏に触れる機会が少ないことに気づき、施設に出向いたり、配信を利用したりして、ボランティア演奏を行ってきた。
この日、自宅を訪れた山崎の前で、「兄ーズ」は慣れた手つきで弘一郎くんのおむつ替えと、“胃ろう”を使った水分補給を開始。リビングで過ごす弘一郎くんに、優しく話しかけながら世話をしていた。「幼いころは“退院”と聞くと、元気になって帰ってくると思っていた」と話す2人。心が成長するにつれ、それがかなわない現実を理解し、「いつか弟の病気を治したい」と、医師を目指す決意をしたという。
そんな2人がみせてくれたのは、弘一郎くんの“生きている証”がつまった分厚い手帳。手帳には、弘一郎くんの回復を願って小学生の「兄ーズ」が書いた何枚もの手紙や弘一郎くんの成長を記した手書きのメモと写真がぎっしり。「想いがこもった宝物だね」と山崎は思わず涙をこぼした。
今回の24時間テレビで山崎は、命と向き合う不安、そして将来への不安を抱えながらも「1日でも長く生きていてほしい」と願いながら必死で前を向く、さまざまな医療的ケア児の家族の想いを取材する。音楽の力を信じる「兄ーズ」とともに、山崎は医療的ケア児を抱える家族のどんな想いを、どんな形で届けるのか。
【山崎育三郎コメント】
――チャリティーパートナー就任への思い
子どもの頃から見ていた『24時間テレビ』のチャリティーパートナーとして関わらせていただけることを、とても光栄に思っています。
最初は、自分に何ができるのかという不安もありましたが、医療的ケア児の弟と暮らす双子ピアニスト「兄ーズ」のご家族と出会い、お話を伺う中で、その大きな家族愛に心を動かされ、自分自身も等身大の自分でしっかり向き合いたいと思うようになりました。順一朗さんと宗一郎さんが医大生として学びながら、難病を抱える弟・弘一郎さんを支え続けている姿に、とても強く心を打たれました。おふたりが、音楽を必要としている子どもたちのもとへ、自らピアノ演奏を届けに行く姿勢にも、大きな優しさと覚悟を感じています。
この出会いを通して、今の自分にできることを誠実に届けていきたい、そしてご家族一人ひとりに寄り添っていきたいと思っています。
――今年の24時間テレビのテーマ「私の家族の話 ~あなたは誰を想う?~」についてどう思われますか。どんなことを視聴者に伝えたいですか。
「家族」という言葉を聞くと、僕の中では“宝”という言葉が浮かびます。家族はどんな時も、どこにいても、心の深い場所でつながっている存在です。その存在があるからこそ、自分は前に進むことができますし、挑戦する勇気を持つこともできます。自分らしく、前向きに生きていくための大きな軸になっているのが、家族なんだと思います。もちろん、家族の形はそれぞれ違うと思います。でも、自分にとって大切な人を想ったり、寄り添ったり、優しい言葉や温かい気持ちを届けたりすることは誰にとっても大事なことなのではないでしょうか。
今回の『24時間テレビ』を通して、「決して1人ではない」ということ、そして「あなたがいるから頑張れる」と思える存在の大切さを、さまざまな家族との出会いの中で自分自身も改めて感じていきたいと思っています。その想いを視聴者の皆さんにも届けられるような時間になったらうれしいです。
――今回は、内村光良さん、羽鳥慎一さん、水卜麻美アナウンサーが総合司会を務めます。みなさんと、どんな24時間テレビにしたいですか。
内村光良さん、羽鳥慎一さん、水卜麻美アナウンサーという素晴らしい皆さんとご一緒できることを本当に光栄に思っています。
内村さんとは先日ライブイベントで共演させていただきました。ご一緒する中で特に印象的だったのは、作品に対してどこまでも誠実に向き合う姿勢です。長年第一線で活躍されている大先輩でありながら、本番直前まで緊張感を持ち、真摯に作品と向き合い続ける姿にとても感銘を受けました。
羽鳥さん、水卜アナウンサーとはこれまで番組でご一緒させていただく機会がありましたが、いつも本当に温かく、優しく受け入れてくださるおふたりです。現場を明るく包み込むような安心感があって、自然と自分らしくいられる存在だと感じています。
今回のテーマ“誰かを想う”は、まさに皆さん自身がそれを体現されている方々だなと感じています。そんな素敵な皆さんに頼らせていただきながら、自分自身も一緒にこの番組を盛り上げていけたらと思っています。
――今回取り組まれる企画への思いを教えてください。
今回、難病と向き合う「兄ーズ」ご家族、そしてさまざまな家族と出会う中で、自分もたくさんのことを考えさせられています。自分自身、学生時代に介護が必要な祖父母との3人での生活を経験しました。当時は目の前のことに必死でしたが、今振り返ると、誰かの痛みに寄り添うこと、そして“命がある奇跡”をその時間の中で学ばせてもらったように思います。
だからこそ今回、ご家族それぞれの想いや日々の葛藤、そして愛情に触れるたびに、自分自身の経験とも重なる部分がありました。この『24時間テレビ』を通して、今まさに誰かを支えている方、悩みを抱えている方、ご家族のために頑張っている方に少しでも寄り添える時間になったらうれしいです。そして視聴者の皆さんにも“大切な誰かを想う気持ち”の温かさが届くよう、自分自身も誠実に向き合っていきたいと思っています。
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山崎が向き合う“医療的ケア児”とは、新生児集中治療室等を退院した後も、人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養等の24時間の医療的ケアが日常的に必要な子どもたちのこと。人数は、全国に推計2万1126人であり、約20年間で倍増している(出典:こども家庭庁)。2021年に「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が施行され、自治体などからの支援は責務と位置付けられたが、社会からの理解はまだ十分ではないといわれている。
全国に2万人以上いる、“24時間体制で医療的ケアが必要”な子どもたち。しかし、その姿を見かける機会はなかなかない。「この子が生きているということを知ってほしい」 という切実な思いを抱える家族を、自身も10代で在宅介護経験を持つ山崎が取材する。
5月下旬、山崎は医療的ケア児の兄弟である、双子の山下順一朗さんと宗一郎さんの自宅へ。2人は、双子のピアノデュオ「兄ーズ」として活動している。国際音楽コンクールの連弾部門で優勝する実力を持ち、2年前には音楽の殿堂、ニューヨークのカーネギーホールで公演を行うなど、いま注目の双子ピアニストである。
そんな2人には、9歳下の医療的ケア児の弟・弘一郎くんがいる。弘一郎くんは、生後すぐに自分で呼吸することができず、その後、大田原症候群という難病の難治性てんかんと診断された。寝たきりで人工呼吸器を装着し、移動も難しく24時間体制で医療的ケアが必要である。2人は、弟と暮らす中で、同じような子どもたちが生演奏に触れる機会が少ないことに気づき、施設に出向いたり、配信を利用したりして、ボランティア演奏を行ってきた。
この日、自宅を訪れた山崎の前で、「兄ーズ」は慣れた手つきで弘一郎くんのおむつ替えと、“胃ろう”を使った水分補給を開始。リビングで過ごす弘一郎くんに、優しく話しかけながら世話をしていた。「幼いころは“退院”と聞くと、元気になって帰ってくると思っていた」と話す2人。心が成長するにつれ、それがかなわない現実を理解し、「いつか弟の病気を治したい」と、医師を目指す決意をしたという。
そんな2人がみせてくれたのは、弘一郎くんの“生きている証”がつまった分厚い手帳。手帳には、弘一郎くんの回復を願って小学生の「兄ーズ」が書いた何枚もの手紙や弘一郎くんの成長を記した手書きのメモと写真がぎっしり。「想いがこもった宝物だね」と山崎は思わず涙をこぼした。
今回の24時間テレビで山崎は、命と向き合う不安、そして将来への不安を抱えながらも「1日でも長く生きていてほしい」と願いながら必死で前を向く、さまざまな医療的ケア児の家族の想いを取材する。音楽の力を信じる「兄ーズ」とともに、山崎は医療的ケア児を抱える家族のどんな想いを、どんな形で届けるのか。
【山崎育三郎コメント】
――チャリティーパートナー就任への思い
子どもの頃から見ていた『24時間テレビ』のチャリティーパートナーとして関わらせていただけることを、とても光栄に思っています。
最初は、自分に何ができるのかという不安もありましたが、医療的ケア児の弟と暮らす双子ピアニスト「兄ーズ」のご家族と出会い、お話を伺う中で、その大きな家族愛に心を動かされ、自分自身も等身大の自分でしっかり向き合いたいと思うようになりました。順一朗さんと宗一郎さんが医大生として学びながら、難病を抱える弟・弘一郎さんを支え続けている姿に、とても強く心を打たれました。おふたりが、音楽を必要としている子どもたちのもとへ、自らピアノ演奏を届けに行く姿勢にも、大きな優しさと覚悟を感じています。
この出会いを通して、今の自分にできることを誠実に届けていきたい、そしてご家族一人ひとりに寄り添っていきたいと思っています。
――今年の24時間テレビのテーマ「私の家族の話 ~あなたは誰を想う?~」についてどう思われますか。どんなことを視聴者に伝えたいですか。
「家族」という言葉を聞くと、僕の中では“宝”という言葉が浮かびます。家族はどんな時も、どこにいても、心の深い場所でつながっている存在です。その存在があるからこそ、自分は前に進むことができますし、挑戦する勇気を持つこともできます。自分らしく、前向きに生きていくための大きな軸になっているのが、家族なんだと思います。もちろん、家族の形はそれぞれ違うと思います。でも、自分にとって大切な人を想ったり、寄り添ったり、優しい言葉や温かい気持ちを届けたりすることは誰にとっても大事なことなのではないでしょうか。
今回の『24時間テレビ』を通して、「決して1人ではない」ということ、そして「あなたがいるから頑張れる」と思える存在の大切さを、さまざまな家族との出会いの中で自分自身も改めて感じていきたいと思っています。その想いを視聴者の皆さんにも届けられるような時間になったらうれしいです。
――今回は、内村光良さん、羽鳥慎一さん、水卜麻美アナウンサーが総合司会を務めます。みなさんと、どんな24時間テレビにしたいですか。
内村光良さん、羽鳥慎一さん、水卜麻美アナウンサーという素晴らしい皆さんとご一緒できることを本当に光栄に思っています。
内村さんとは先日ライブイベントで共演させていただきました。ご一緒する中で特に印象的だったのは、作品に対してどこまでも誠実に向き合う姿勢です。長年第一線で活躍されている大先輩でありながら、本番直前まで緊張感を持ち、真摯に作品と向き合い続ける姿にとても感銘を受けました。
羽鳥さん、水卜アナウンサーとはこれまで番組でご一緒させていただく機会がありましたが、いつも本当に温かく、優しく受け入れてくださるおふたりです。現場を明るく包み込むような安心感があって、自然と自分らしくいられる存在だと感じています。
今回のテーマ“誰かを想う”は、まさに皆さん自身がそれを体現されている方々だなと感じています。そんな素敵な皆さんに頼らせていただきながら、自分自身も一緒にこの番組を盛り上げていけたらと思っています。
――今回取り組まれる企画への思いを教えてください。
今回、難病と向き合う「兄ーズ」ご家族、そしてさまざまな家族と出会う中で、自分もたくさんのことを考えさせられています。自分自身、学生時代に介護が必要な祖父母との3人での生活を経験しました。当時は目の前のことに必死でしたが、今振り返ると、誰かの痛みに寄り添うこと、そして“命がある奇跡”をその時間の中で学ばせてもらったように思います。
だからこそ今回、ご家族それぞれの想いや日々の葛藤、そして愛情に触れるたびに、自分自身の経験とも重なる部分がありました。この『24時間テレビ』を通して、今まさに誰かを支えている方、悩みを抱えている方、ご家族のために頑張っている方に少しでも寄り添える時間になったらうれしいです。そして視聴者の皆さんにも“大切な誰かを想う気持ち”の温かさが届くよう、自分自身も誠実に向き合っていきたいと思っています。
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