エンタメ
2026-02-05 18:10
お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太による妄想活劇『山里亮太の567』が、4日から8日まで、東京・本多劇場で開催中。ゲネプロの様子をリポートする。
【写真】新たなフェーズを迎えた『山里亮太の567』
山里が脳内で描く世界を3Dで表現する新感覚ライブ「妄想活劇」。今回は、2020年の『山里亮太の1024』、22年の『山里亮太の81』、24年の『山里亮太の3333』に続く、コメディーモノローグシリーズ4作目となる。
マンボウやしろの「演出」という魔法で、極上のエンターテインメントへと昇華された本作は、山里扮する主人公が、とある世界観の中で「人間とは何か?」「幸せとは何か?」を追求していく物語。人生に迷走する主人公が、ある人物と出会うが…。その出会いは彼の運命にどんな影響を与えるのか。
山里が事前コメントで「妄想はいろいろしてきましたが、今回は初めての妄想の形かもしれません」と語ったように、妄想活劇が新たなフェーズに突入。衝撃の幕開けから心を鷲掴みにされると、そこからは山里節がさく裂する。
ある人物の壮大な人生を演じる一方で、時折挟まれる人間の業、社会事象、芸能ネタ、あんなことやこんなこと、山里目線で切られていく語りは痛快で、一瞬たりとも目が離せない。さらに、デビュー以来磨かれ続けてきた言葉選びとワードセンスに、多彩な表現力とひとさじの毒が加わり、「これぞ山里亮太」を浴びられる展開に。一体、山里の「頭の中(妄想)」はどうなっているのかと感じるほど、長年溜めてきた「心のモヤモヤ」をすべて放出していく。
クライマックスに向けて加速していく「山里のひとり喋り」、「妄想を具現化した主人公の成長」、「物語を彩る舞台演出」。その熱に誰もが飲み込まれていく。ファンならたまらない構成や、感情がダイレクトに伝わる「山里のしゃべりの巧みさ」が味わえるだけでなく、「山ちゃんってこんな顔もあったんだ」と新たな発見もある妄想活劇『山里亮太の567』。芸人として、漫才師として、MCとしての山里とはまた違った魅力を味わえる。
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